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電話自動応答サービス「IVRy」、初の資金調達を実施。レガシーシステム“電話”のDXへ

メールやチャットなどさまざまなコミュニケーションツールが普及する中でも、電話でのコミュニケーションがなくなることはないでしょう。

スマートフォンなどデバイスの進化はあれど、“通話”という観点では長年進化してこなかったレガシーシステムともいえる“電話”。そんな電話のDXを推進しているのが、電話自動応答サービス「IVRy(アイブリー)」を提供する株式会社IVRyです。

同社は、「IVRy」を2020年11月に正式リリースし、1年で企業・病院・飲食店・EC事業者など20以上の業界に提供してきました。直近6ヶ月では、800%以上の利用者数増加を実現し、2021年12月15日時点で計50万件以上の着電の自動応答を実現しています。

そしてこのたび、さらなる事業成長のため、初となる資金調達を実施しました。

安価で使いやすい、多機能なサービス

「IVRy」は、月額3,000円から使える電話自動応答サービス。誰でも簡単に使える直感的なUI・UXや、最短数分で利用開始できる即時性、幅広い業種・ユースケースで活用できる高いカスタマイズ性などが特徴です。

導入企業は、PC・スマートフォンから会社情報とルール設定を行うだけですぐに利用可能。ここで言う”ルール”とは、顧客からの要望に応じて自動対応したり、担当者に取り次いだりという分岐のことで、着信フローを構築するものです。

顧客は、「営業のお問い合わせは、1」「お店までの道順は、2」などのガイダンスに従い要望を入力します。すると、あらかじめ設定したテキストをSMSで送信したり、AIや録音による音声案内を流したり、必要に応じて電話に転送したりと、「IVRy」によって最適な対応がとられるわけです。

この他、用件や日時ごとに担当者へ電話を転送する機能や、特定の電話番号を自動応答なしで電話につなぐ機能、音声録音(留守電)機能、受電履歴を確認・共有できる受電履歴・メモ機能など、電話業務を自動化・効率化する機能が多数備わっています。

初の資金調達。投資家との対談も公開

このたび同社は、フェムトグロース・スリー投資事業有限責任組合、株式会社プレイドを引受先とする第三者割当増資により、総額約3億円の資金調達を実施。この資金は、プロダクト開発および採用・組織体制の強化に充てられるとのことです。

同社初の資金調達にあたり代表の奥西氏は、フェムトパートナーズ株式会社 General Partnerの曽我 悠平氏、プレイド 執行役員の宮原 忍氏と対談し、その内容を公式noteにて公開中。「電話DX」というと、どこか“今さら感”を感じる人もいるでしょう。そういったことも含め、投資までの経緯や同社の将来性などについて投資家2名の意見を知ることができる内容となっています。

PR TIMES
「IVRy」サービスサイト
株式会社IVRy 公式note

(文・Higuchi)

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