Androidの父と呼ばれるアンディ・ルービン氏が開発したEssential Phoneは、さまざまな革新的な機能が搭載されていたものの売れ行きは芳しくなく、メーカーのEssentialはすでに営業を終了しています。
そんなEssential Phoneを開発したチームが新たに「OSOM Products」という会社を設立し、「OSOM OV1」と呼ばれるスマートフォンを開発していることがわかりました。
プライバシーに関する詳細な情報を得られるOSOM OV1
OSOM Productsに所属しているのはEssential PH-1を開発したチームからアンディ・ルービン氏をのぞいたコアメンバーです。
そして、OSOM Productsが開発しているスマートフォンであるOSOM OV1の売りは、プライバシーに関する情報が詳細に得られる点にあるといいます。
たとえば、アプリがどの情報にアクセスしているのか常に詳細なレポートを得ることができるとされており、意図せずプライバシー情報が流出することを防ぐことができるでしょう。
ほぼ純正のAndroid OS搭載、2022夏までのリリースが目標
スマートフォンのスペックとしては、Qualcomm製システム・オン・チップ(SoC)を使用し、デュアルリアカメラを搭載するとされています。
また、OSとしてはほぼ純正のAndroid OSが搭載されるとのことです。
OSOM OV1は来年2月に開催されるMobile World Congress(MWC)で詳細が発表され、2022年夏までのリリースが目標とされています。
発売当初はアメリカ、カナダ、ヨーロッパ各国での販売が予定されており、日本での入手可否は不明です。
Source: Android Police via GSMArena
(ハウザー)
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