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auとUQ mobile、契約解除料と買替プログラムの契約継続条件を22年3月で撤廃

au UQ mobile
 
KDDIは12月23日、auUQ mobileの契約解除料を2022年3月31日で廃止すると発表しました。これで「縛り」と呼ばれていた大手3社の契約解除料が全て廃止されます。同時に、2019年9月まで提供していた端末買い替えプログラムの、au契約継続という条件を撤廃します。

au、UQ mobileの「縛り」を撤廃、基本料金は据え置き

auUQ mobileは、2年〜4年の期間を定めた契約を期間途中で解約した場合に発生している、10,450円(2年契約の場合。税込)の契約解除料を2022年3月31日で廃止すると発表しました。
 
対象の料金プランに加入している利用者は、引き続きこれまでと同じ基本料金で利用を継続できます。
 
契約解除料の撤廃に伴い、2年契約を条件として毎月の料金を割引する「2年契約N」の新規受付は終了します。「2年契約N」に加入していない場合は「au PAYカードお支払い割」の提供で「2年契約N」と同額の基本料金で利用可能です。「au STAR」の2年契約更新ギフト券プレゼントは、2022年3月のプレゼント分をもって終了します。
 
UQ mobileは、「長期利用割引」と「スマトク割」が廃止され、対象となる料金プランの基本料金が割引適用後の金額に改定されます。

大手3キャリアの契約解除料が廃止

「2年縛り」などと呼ばれる契約解除料は、携帯電話事業者を乗り換える上での障壁となっているとして、総務省や公正取引委員会が問題視し、各社に撤廃を求めてきました。
 
2019年10月に改正電気通信事業法が施行されたことで、2019年10月以降は契約解除料の上限が1,000円となりましたが、法改正以前に結んだ既往契約は、契約時点の契約解除料が適用されることが問題となっていました。
 
すでにNTTドコモが2021年10月から廃止し、ソフトバンクは2022年2月1日からの廃止を発表しており、KDDIが2022年3月末に廃止することで大手3キャリアの扱いが出揃うこととなります。

端末買い替えプログラムはau契約継続の条件を撤廃

2019年9月まで提供されていた、48回の分割払いを契約して24カ月後に端末を買い替えると残債の支払いが不要となる以下の端末買い替えプログラムについて、auの契約を継続するという条件を撤廃し、auの契約がなくても残債の支払いが不要となります。
 

 
なお、2019年10月以降に提供開始されているアップグレードプログラムDX(2019年10月開始)、アップグレードプログラムNX(2019年11月開始)、かえトクプログラム(2020年2月開始)、スマホトクするプログラム(2021年9月開始)については、auの契約有無に関わらず特典の利用が可能です。
 
 
Source:KDDI
(hato)

 
 

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