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バリエーション増加中な最新電動アシスト自転車5選

電動アシスト自転車として世界で初めて登場したのが1993年に発売されたヤマハのPASです。その後しばらくは、ママチャリタイプや子ども乗せタイプが多く、起伏の激しい地域の人や小さい子どものいる家庭、足腰が弱った高齢者などがメインユーザーでした。

しかし昨今は、かなり様子が変わってきました。本格ロードバイクブランドがこぞってスポーツタイプの電動アシスト自転車、いわゆるe-Bikeを発売し、さらに折り畳みタイプの小型電動アシスト自転車も数多く登場。街でも電動アシスト自転車をよく見掛けるようになるなど、ここ1~2年で一気に普及が進みました。

市場が広がり、多くの人が興味を持ち始めると、差別化を図るためにさまざまなタイプが登場するのは当然のこと。個性的なモデルが次々と誕生しています。

そんな最新の電動アシスト自転車を5台ご紹介します。

 

1. ハンドル上にバッテリーを装着

ここ数年でさまざまなメーカーから登場したのが折り畳み式電動アシスト自転車。それらの多くはバッテリーをフレーム内に格納するようになっていて、充電のためにバッテリーを外すのは手間が掛かります。これでは、自宅ではなく自転車置き場に置きたい人にとってはかなり面倒。しかしジックの「TRANS MOBILLY NEXT 206」は、ハンドル中央にバッテリーを取り付けるようになっているので、付け外しが簡単。バッテリーサイズを小型化しているため、アシストしてくれる距離は約30kmと短めではありますが、自宅周辺でしか乗らないなら問題なし。手軽に外して充電したいという人にはぴったりです。

>> バッテリーをハンドル上に装着する電動アシスト自転車っていいかも!

 

2. 軽快なクロスバイクタイプは通勤通学

ちょっと距離はあるけど通勤通学時に使いたい、でも予算はそんなに…。という人なら、クロスバイクタイプなのに約15万円という高コスパな「RENAULT E-MAGIC7016」がいいかも。700×32Cのセミスリックタイヤにシマノの変速ギア付きで、アルミのフレームにより総重量約16.6kgと軽く仕上げられています。ただしバッテリーは小さめで、エコモードで最大40kmまでのアシストとなっているのですが、走行性能はママチャリタイプや折り畳みタイプより高いので、片道10km程度であれば問題なく使えそうですよ。

>> 軽くて電動アシストなクロスバイクで軽快サイクリング!

 

3. 本格派だけど普段使いもしやすい

もっと本格的に走りたい、でも買い物などの日常でも使いたい。そんな人には、ロードバイクブランドSPECIALIZED(スペシャライズド)のe-クロスバイクシリーズ「Vado SL」の最新作「ステップスルーモデル」なんていかがでしょうか。見ての通り、前から跨げるママチャリのようなフレームで、ベルやスタンド、前後の泥除け、リアキャリアも付属。バッテリーはフレーム内に収められているのですが、オプションで補助バッテリーも追加可能。両方合わせると最大約195kmものアシスト距離になります。ディスクブレーキやアルミ合金フレームなど本格仕様でありつつ、普段使いもしやすい1台です。

>> スペシャライズドが手掛ける街乗り系e-Bikeは軽くて跨りやすいぞ!

 

4. 電動アシストファットバイク

見るからにワイルドなWO(ダブルウォー)の「M2X-1」。横から見るとBMXのような感じですが、パイプフレームでファットタイヤを履きフロントにサスペンションが付いた雰囲気はトラッカーバイクのようでもあります。フレームに取り付けられたブランドロゴが描かれた大型バッテリーも上手くデザインに取り入れ、武骨さ抜群。前後ディスクブレーキやシマノの7段変速ギアなど装備は本格的で、さらにバイクのようにウインカーまで付いています。ファットバイクというと太いタイヤから路面抵抗が大きく漕ぐのが少々大変ですが、電動アシスト付きなら余裕ですよ。

>> なにこれカッコいい!BMXやトラッカーみたいなe-Bikeは目立ち度抜群!

 

5. 日常使いに最適な軽いママチャリタイプ

いやいや、買い物や通勤時に駅までしか乗らないから一般的なママチャリタイプでいいんだよ、という人にはパナソニックの最新モデル「ビビ・SL」がありますよ。そもそもママチャリというと車体自体が重いという印象ですが、この「ビビ・SL」はドライブユニットを軽量化。部品点数も減らし、さらにアルミフレームを採用するなど工夫をこらし、総重量約19.9kgとこの手のタイプとしてはかなり軽く仕上げられています。ちなみにバスケットもカーボン配合の軽量樹脂で作られているなど、徹底的な軽量化が図られています。

>> 街乗りなら軽くて頑丈な電動アシスト自転車がいいよね

<文/&GP>

 

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