サイトアイコン IT NEWS

mintとデライト・ベンチャーズが社会人向け起業支援プログラムのエントリー募集開始、1社あたり最大1億円の出資枠用意

mintデライト・ベンチャーズは12月27日、社会人向け起業支援プログラム「Springboard 2022」(スプリングボード 2022)のエントリー開始を発表した。応募期間は2022年1月13日まで。応募は、概要ページより行える。2020年より開始しているプログラムで、第3回を迎える今回から1社あたり最大1億円の出資枠も用意している。

対象者

プログラムスケジュール

参加者に提供する主なサポート

Springboardは、本気で起業を考えている社会人を3カ月間支援するプログラム。著名起業家やベンチャーキャピタル(VC)のメンタリングを受けながら、プログラムが終わる4月には起業することを目指す。「起業のハードルをとことん下げ、起業することを当たり前のキャリアパスにしたい」という思いを掲げるデライト・ベンチャーズと、「大手企業や事業会社からスピンアウトしてスタートアップする起業家を積極的に応援したい」と考えるmintが共同開催している。過去2回のプログラムでは、14チームを採択し11社がプログラム終了後に起業し(2021年12月時点)、6社が資金調達を完了している。今回は過去の運営実績から1社あたり最大1億円の出資枠を用意している。

3カ月間のプログラム期間中に提供されるサポートは、メンターによる事業のブラッシュアップ、先輩起業家やVCなどのスタートアップコミュニティへのアクセス手段の提供、会社設立に向けた各専門家とのネットワーク提供などを行う。これらにより起業までのサポートと起業後のスタートダッシュを応援する。また、3カ月の期間終了時にはデライト・ベンチャーズの南場智子氏や著名起業家、VCに対してのデモデイを実施し、資金調達機会の提供もする。

対象となるのは、「3ヶ月以内の起業を決めており、具体的に準備を進めている社会人」もしくは「半年以内に本気で起業する覚悟を持つ社会人」に当てはまる者。事業案が固まっていない、起業する際の共同創業者が決まっていなくても参加できる。

mintはプレシード・シード期に特化した独立系VC。創業準備中もしくは創業期の起業家へ向けたオフィス支援プログラム「FLAP」、投資家起業が入居可能なコワーキング・オフィス「GUILD SHIBUYA」「HATCH」、創業期のCTOやリードエンジニアが集まるコミュニテイ「PROP」を運営している。

デライト・ベンチャーズは、日本における起業のハードルを下げ、起業家が世界で活躍するよう全力で支援するというVC。起業を当たり前のキャリアパスとし、成功者も失敗者も次々とチャレンジし続けられる社会を目指している。起業家や投資家、企業とのパートナーシップを通じ、日本のイノベーションエコシステムの世界的競争力向上に貢献したいという。

モバイルバージョンを終了