「大きいことはイイことだ!」とばかりに、どんどん大容量化が進むポータブル電源。少し前まで400〜500Whあれば十分なんて思っていたら、今では1000Wh超の超大容量モデルも珍しくなくなってきています。
もちろん容量は多いに越したことはないけれど、上手に使いこなせければもったいない。たっぷり蓄えた電力を余すことなく使い切るなら、「あとどれくらい使えるか」がひと目でわかるタイプがやっぱり便利。例えば、ヨコモリ電池屋コーポレーションより新発売の「UPP-1100J」(10万円)なら、本体正面に搭載の大型液晶ディスプレイで、出力可能な時間や充電完了時間が一目瞭然です。
電池専門業者であるヨコモリ電池屋より12月下旬より発売中の「UPP-1100J」はバッテリー容量992Wh、定格電力1100W・ピーク時電力1500Wの高出力に対応した大容量ポータブル電源。
出力ポートとしてAC 3ポート、USB Type-AとUSB Type-Cを2ポートずつ、さらにDC2ポートとシガーソケットを搭載。USB Type-Aは12V、USB Type-CはいずれもPD対応で、それぞれ最大60W/最大18Wをサポート。本体充電のための入力ポートも、家庭用AC電源のほかにUSB Type-CやDCカーポート、ソーラーパネル(別売)などさまざまな入力方法に対応。いざという時も安心です。
特筆すべきはやはり、冒頭でお伝えした残量表示機能。本体前面中央に備えた液晶ディスプレイを見ればバッテリー残量(%表示)はもちろんのこと、どのポートにどれだけのパワーで出力しているかがひと目でわかるし、充電完了までの予想時間や、残った容量で出力できる予想時間も表示可能。予想時間は接続デバイスの追加ごとにリアルタイムで再計算してくれるので、いま充電すべきデバイスかどうかを目で見て判断できます。
またもう1点ぜひ押さえておきたいのが、内蔵バッテリーとして“リン酸鉄リチウムイオンバッテリー”を採用していること。一般的なリチウムイオンバッテリーと比べて安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、充放電のライフサイクルもおよそ2000回と長寿命。
本体充電とデバイスへの出力を同時に行えるパススルー充電にも対応するので、ふだんの生活の中でフル充電にしながら備えておけるのは大きなメリットです。
本体サイズは330×220×289mmで重量は11kg、持ち運びに便利なハンドル付き。動作環境温度は0〜40℃。非常時に役立つ点滅機能付きのLEDライトも備えます。「容量はもう少し少なめでもいいかな」という人なら、同じくリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用&容量595.2Whの弟分モデル「UPP-600J」(6万円)をどうぞ。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/422141/
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