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【レポ】毎年iPhone買い替えしなくてもOK。バッテリー交換で延命してきました

iPhone バッテリー 交換
 
毎年秋に発表・発売される新型iPhoneシリーズ。正直なところ、ここ数年は前機種と比べてわかりやすい大きな変化がなく、端末価格を考えて毎年の買い替えはせずに2年ごと、4年ごと…という方も多いのではないでしょうか。
 
筆者は昨年秋にiPhone12 Proを購入し、それまで使っていたiPhone11 Pro Maxは家族にお下がりに。ただ、2年利用した端末のためバッテリー持ちが悪くなっていました。今年秋のiPhone13シリーズに買い替えるか検討しましたが、Apple公式修理のバッテリー交換で”延命”することにしました。

バッテリー交換の目安は「バッテリー残量80%未満」

iPhoneのバッテリー持ちが悪くなったと感じたときに、端末買い換えを検討する方が多いと思います。iOS機能でバッテリー状態を確認できるようになりましたが、体感で1日持たなくなると不便を感じました。
 
バッテリーの状態機能で確認時に80%を下回っている場合は、”バッテリーが著しく劣化している”としてメッセージが表示されます。80%を切ったらバッテリー交換を検討する、ぐらいの認識で良いと思います。
 

 
バッテリー交換するiPhone11 Pro Maxは約2年間、毎日利用してバッテリー容量は87%でした。
 

 
Appleは今年11月、iPhone用修理部品・ツールをユーザーに提供すると発表しましたが、提供開始は2022年初頭にアメリカからとなり、同年のうちにその他の国・地域に拡大予定としています。
 
本稿執筆時点でバッテリー状況を改善するには、Apple公式修理または認定サービスプロバイダでバッテリー交換、あるいは非公式の街のスマホ修理店での交換などが選択肢に挙がります。街の修理店では安価で交換できる一方、非公式店でパーツ交換した端末はApple保証対象外となる可能性があります。
 
Apple公式修理のバッテリー交換は、Appleの保証期間内であれば交換料は0円、保証外でも5,940円~8,140円で交換できます(料金は端末により変動、2021年12月時点)。
 

 
Apple公式修理は郵送またはApple Storeへの持ち込み修理となりますが、即日交換できることを前提として考えていたため、今回は来店当日に即日修理できるApple認定サービスプロバイダを探しました。

全国に多数あるApple認定サービスプロバイダで予約

Apple認定サービスプロバイダは全国に多数あり、大手家電量販店内に併設されているところも多いです。認定サービスプロバイダで修理依頼する場合は、iPhoneのバッテリー交換のページから「持ち込み修理」を選択します。
 

 
ログイン中のApple IDに紐付けているAppleデバイス一覧が表示されます。そのなかに交換対象があれば選択、表示されない場合は設定アプリから端末固有のシリアル番号を確認して入力します。
 

 
AppleサポートのアプリやWebサイトから店舗一覧を確認し、現在地から近い順、予約可能日時が近い順で絞り込みます。筆者は関西在住ですが、午前に確認したところ、昼一で予約できる店舗もありました。
 

 
日付を選ぶと予約可能な時間帯が表示されるので、希望する来店時刻を選択するとその場で予約が完了します。
 

 

 
即日対応の持ち込み修理でも、事前にiOSを最新バージョンにアップデートし、データバックアップを取っておきましょう。また「iPhoneを探す」機能を一時的にオフにする必要があるほか、Apple PayのSuicaを設定している場合も、一時的に解除するなどの対応が必要になります。
 
修理予約情報はAppleサポートアプリからいつでも確認できます。
 

修理当日。充分に説明を受けて交換を依頼~約1時間で完了

予約当日、バッテリー交換する端末を持参して現地へ。Apple製品の修理サービスについての確認事項を提示されました。
 
修理をする機種名、修理内容を記載するほか、Apple IDとパスワードを覚えているか、「探す」機能のオフ、データのバックアップは可能か…など13項目の同意事項がありました。
 

 
同意事項を提出し、端末を預けて正式に修理を依頼。バッテリー交換は約1時間後に訪れた際にはすでに完了しており、データ消去もなくそのままの状態で戻ってきました。バッテリー状況を確認すると100%と表示されています。
 

保証外の交換は税込8,140円。本体買い替えよりは安く済む

今回筆者がバッテリー交換したiPhoneは、購入から約2年が経過しており、AppleCare+に加入していなかったため保証外扱いとして、税込8,140円の交換料金(2021年8月時点)となりました。バッテリー交換のみでこの料金は高く感じそうですが、iPhone本体を買い替えする予算を考えると安く済ませられたと思います。
 
毎年新機種が発売されますが、最新機種は毎年買い替えるには安くはない価格帯です。今の端末に満足していてバッテリー持ちだけ不満を感じている方は、バッテリー交換もひとつの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
 
なお、即日修理が難しい場合は郵送修理になりますが、メイン利用しているiPhoneをバッテリー交換に出す場合は手元にiPhoneがない期間が発生してしまいます。郵送修理での空白期間にレンタルiPhoneを活用したレポート記事もあわせてご覧ください。
 
 
Source:Apple iPhoneのバッテリー交換
(asm)

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