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こんなに薄くて小さいミニ財布なのに札も小銭もカードもちゃんと入ります

普段からキャッシュレス決済を活用している人なら、スマホにプラスして数枚のカードと、いざというときのための少しの現金があれば事足りるのではないでしょうか。

そう考えると、大は小を兼ねると言いますが、スマホのサブとしてのミニ財布はコンパクトで薄いほどいいですよね。

そこで、最低限のカードと現金だけを収納し、極限の薄さと美しさを追求したのが、SYRINXの「Hitoe Fold Less」(2万9700円〜 12月30日現在)。カードを3枚入れた状態でiPhone 13の厚みとほぼ同じという薄さと、それを可能にした数々の工夫に注目です。

「Hitoe Fold Less」に収納できるのは、カード3枚+スキミング防止カード1枚と紙幣15枚、硬貨15枚。これだけ入って、カード3枚収納時の厚さは最厚部でわずか7mm台というiPhone 13と同等の薄さを実現するために、さまざまな工夫が凝らされています。

まず、端部は“巻き込み”でなく“縫代”を設けることで革の重なりを減らしつつ、革本来の張りやコシといった質感も残すべく十分な厚みを確保しています。

カード収納部の隣には浅いコインポケットを搭載。財布を閉じれば硬貨が落ちる心配はなく、空けているときにも落ちにくいフラップ付きです。カードと硬貨が重ならないレイアウトによって、極力厚みが出ないようになっています。紙幣は、折らずにそのまま“札押さえ”にスッと差し込むデザインで、札が見えやすく出し入れしやすいつくりです。

そして、特筆すべきが、財布の閉じ方。財布の内側に設けた革のインナーフックを“収納したカードに挟み込む”という斬新な構造により、金物やフラップなどを使わずに閉じられるという特許出願中の仕組みで、このフックが財布の留め具となりつつカードの落下も防止し、スピーディな開閉を可能にしています。

また、留め具のないフラットな外観で、ポケットの中で引っ掛かることがないのも利点。開くときにはカードとコインポケットの境目を外側に折り曲げることでフックが外れる仕様で、この動作は片手で簡単にでき、ワンアクションでカードと硬貨、紙幣のすべてにアクセスすることができます。

使用している革は、天然皮革ならではの色むらやトラが楽しめるイタリア産の植物タンニンなめし革。薄く漉いた2枚の革をまるで1枚の革のように貼り合わせる薄革の“ベタ貼り(全面糊付)”皮革製品の最高の贅沢と言われる技法で、強く、軽く、薄く作ることができます。

表革には“ホワイトワックス加工”を施して霞のような表情に仕上げており、使い込んで擦れるほどにワックスが浸透して透明感のある質感に変わっていくのも楽しみのひとつ。

内装はキメ細やかな銀面のスムース革を採用することで、表裏で美しいグラデーションに。磨くことが不可能と言われるスエードのコバも手間をかけて磨きあげられています。

カラーはグレージュ、アッシュ、アイリス、チョコ、ネイビー、ブラックの6色をラインナップ。現在クラウドファンディング・未来ショッピングでプロジェクト展開中です。

>> 未来ショッピング

<文/&GP>

 

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