アナリストのミンチー・クオ氏が投資家向け情報として、AppleのAR/VRヘッドセットは薄型軽量レンズを採用、2社が供給すると伝えました。
GSEOとYoung Opticsが薄型軽量レンズを供給
クオ氏によれば、AppleのAR/VRヘッドセット用薄型軽量レンズは、Genius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)と、Young Opticsが供給するとのことです。
クオ氏はAppleのAR/VRヘッドセットの量産開始時期が2022年末に延期されたとし、この件はGSEOに有利に働くと考えています。
AppleのAR/VRヘッドセットに2つ搭載される薄型軽量レンズは、3P(プラスチック3枚構成)レンズになるようです。
GSEOが歩留まり改善に苦慮
同氏は、GSEOはレンズ生産における歩留まり改善に苦慮していますが、量産開始時期延期によりそれに対応する時間が生まれたと伝えています。
GSEOとYoung Opticsの受注比率は現状、Young Opticsのほうが多いようですが、今後の改善次第でGSEOも50%獲得できる可能性があるとクオ氏は述べています。
GSEOは、Oculus Quest 3用レンズの受注も獲得したとみられています。
Source:AppleInsider
Photo:Appledsign/Facebook, MacRumos
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