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東進のアンケートで中高生の8割以上がプログラミングは必要なスキルと認識していると判明、競プロやKaggleに取り組む中1も

東進ハイスクールや東進衛星予備校を運営するナガセは2021年12月29日、東進が実施している「全国統一高校生テスト」と「全国統一中学生テスト」に関連するアンケート調査(2021年10月・11月。10万7450人に調査)で、中高生の8割以上が「プログラミングは必要なスキル」であると認識していることがわかったと発表した。また、「プログラミングができる」と答えた中学1年生は半数を超えていた。

「プログラミングが今後必要なスキルになると思うか」との問いに対して、「とても思う」「そう思う」と答えた生徒の割合は、中学生全体で87.3%、高校生全体で86.0%だった。中学1年生は82.2%なのに対して、高校3年生は86.6%と、全体的に学年が上がるほどプログラミングの重要性を感じていることがわかる。

また、「どの程度プログラミングができるか」との質問に対しては、競技プログラミングやKaggle(カグル)に取り組むレベルから、助けを借りてマウス操作のプログラミングができるという初心者レベルまでの合計の割合が、中学1年生の55.3%がもっとも多かった。学年が上がるにつれてなんらかの形でできると答えた割合が減っているのだが、これは学校でのプログラミング教育の変化に対応している。

2020年度から小学校でプログラミングが必修科目になったことから、現中学1年生は小学校でプログラミング教育を受けている。中学校では2021年度からプログラミング教育が始まっており、高校は2022年度から必修化が予定されている。アンケートの結果は、それにきれいに即した形となった。

大学入学共通テストにも追加され、国立大が試験科目に加える方針を示しているため、プログラミングへの関心はますます高まるものと考えられるという。

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