時事通信は1月6日、他人のSNSアカウントに不正にアクセスしたとして、愛知県に住む54歳男性が逮捕されたと報じました。被害者のアカウント名などからパスワードを推測して不正にログインしていた模様です。
1,500人のSNSアカウントに不正アクセス
時事通信によると、愛知県豊田市に住むパート従業員の吉川容疑者(54歳)が1月6日、不正アクセス禁止法違反の容疑で愛知県警に逮捕されました。
吉川容疑者は、アカウント名やIDから被害者の名前や生年月日を推測するという単純な手法でパスワードを探り当てていた模様で、1,500人程度が不正アクセスの被害にあった可能性があります。
時事通信は、容疑者が犯行の動機について「他人のプライベートを覗きたかった」と供述していると報じています。
セキュリティ企業のNordPassによると、2021年に日本で最も使われたパスワードは、「password」という非常に単純なものでした。また総務省は、安全なパスワードの作成には「名前等の個人情報から推測できないこと」が重要だと周知しています。
第三者からの不正アクセスを防ぐためにも、SNSのパスワードは名前や誕生日とは無関係な文字列等に設定する必要がありそうです。
Source:時事通信
Photo:Pixabay
(seng)
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