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作っても飾っても楽しめる乗り物プラモ&レゴ5選

今も昔もプラモデルの人気ジャンルのひとつが“乗り物”。実物では決して手に入れられないモノや、憧れていたけれど買えなかったモノ、そして実際に手にしたモノまで、あらゆるジャンルの乗り物を、構造を確認しながら組み立てていき、そして飾って眺める。その工程のひとつひとつが楽しく、つい没頭してしまいます。

作り上げるという意味ではレゴも同じ。近年は大人向けのレゴも充実していて、難易度も高く、完成した時のリアリティもなかなかのもの。もちろん作りがいもしっかりあります。

そんな乗り物プラモとレゴを5つご紹介します。いろいろなことをいったん忘れて、何かに没頭する時間を取ってみるのもいいものですよ。

 

1. ライトウェイトスポーツの草分け

日本初の量産ミッドシップ車として1984年に登場したトヨタ「MR2」。初代となるAW11型が新金型でハセガワより発売されました。エンジンを前席の後ろ側に配置するミッドシップならではの独特な形状や、当時多くのクルマに採用されていたリトラクタブルヘッドライトがしっかり再現されています。Tバー仕様やNA仕様、AT仕様にも作れるなど、あらゆるグレードに仕上げられるのも魅力です。今やネオクラシックカーに分類される初代MR2ですが、乗っていたという人もいるのでは。

>> 初代「MR2(AW11)」後期型Tバールーフ仕様を新金型でキット化!ノーマルルーフにもできるぞ!

 

2. 日本が誇る名クーペを美しく再現

AW11がネオクラシックなら、こちらはクラシックカーと言ってもいいでしょう。今はトラックやバスといった商用車メーカーとなっているいすゞの「117クーペ」も新作プラモデルとして登場しています。発売は1968年と、今から半世紀以上も前になりますが、イタリア工業デザインの巨匠であるジョルジェット・ジウジアーロが手掛けた日本車とは思えない流麗なボディは、時代を超えて今もなお美しく、見る者を魅了します。もはや状態のいい実車を見る機会はなかなかないクルマだからこそ、その手で作り上げて眺めていたいと思えるのかもしれませんね。

>> ジウジアーロがデザインした稀代の名車「いすゞ 117クーペ」初期型を精密再現!

 

3. スズキの記念マシンを超絶リアルにキット化

目の前で見ることが難しいレーシングマシンを作れるのもプラモデルの魅力のひとつ。レース活動60周年、そして創立100年となった記念すべき2020年にMotoGPでチャンピオンを獲得したスズキの「GSX-RR '20」もタミヤからキット化されています。フロントカウルのウイングレットなど特徴的なデザインの再現度はもちろんなのですが、レースカーらしいスポンサーの数々もデカールでしっかり再現。リアリティある完成度を目指すにはかなりのテクニックが必要ですが、スズキ好きレース好きならチャレンジしたくなるキットです。

>> MotoGPチャンピオンマシン「チーム スズキ エクスター GSX-RR」を1/12スケールで再現

 

4. 国産ジェット戦闘機F-2Aを迫力のスケールで作ろう

国産戦闘機として現役配備されている「F-2A」を作れるシリーズがデアゴスティーニから登場しました。完成すると全長が約64.5cmという1/24スケールのダイキャストキットで、全100号をかけて徐々に作り上げていく分冊百科です。マーキングなどのモチーフとなっているのは、航空自衛隊築城基地の第8飛行隊“ブラックパンサーズ”所属の、F-2A最終納入機である「13-8564機」。車輪や主翼のフラップが可動式になっていたり、コックピットの計器類やHUDを点灯させられるなど、ギミックも満載。さらにコントローラーで操作ができるなど、かなり凝った作りになっています。

>> 築城基地第8飛行隊所属の戦闘機「F-2」を作れる!完成すれば全長約64.5cm!

 

5. 1920ピースで精密なバイクを組み立てよう

最後はプラモデルではなくLEGO(レゴ)。最近は作りがいがありモチーフも大人を想定した高レベルなレゴが数多く登場しています。「レゴテクニック BMW M 1000 RR」もそのひとつ。BMWのバイクの中ではレーシングマシンに限りなく近い「M 1000 RR」を1920ものピースで作り上げていきます。プラモデルと違い接着や塗装が必要ないため簡単なように思いがちですが、さすがにこのレベルとなると難易度もかなりのもの。完成させた時の達成感もバッチリです。

>> レゴ テクニック史上最大級の「BMW 1000 RR」はなんとチェーンまで再現!

<文/&GP>

 

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