カメラを始めスマートフォンのさまざまな要素のベンチマークをおこなっているDXOMARKが、iPhone13 Proのバッテリーに関する評価結果を公開しました。
総合スコアは76ポイントと、Samsung Galaxy S21 Ultraを上回る高い評価を得ています。
iPhone12 Pro Maxを上回るバッテリー持続時間を記録したiPhone13 Pro
DXOMARKによると、iPhone13 Proは通常の使用環境において2日間以上のバッテリー持続時間を記録したとのことです。
これは前世代のハイエンドモデルに当たるiPhone12 Pro Max(3,687mAh)よりも長いバッテリー持続時間であり、バッテリー容量が小さい(3,095mAh)にも関わらず同等以上のスタミナを誇っています。
DXOMARKによると、iPhone13 Proは特に音楽や動画再生時の消費電力が低かったといいます。
また、76ポイントというiPhone13 Proのスコアは、5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵するGalaxy S21 Ultra(70ポイント)よりも高いスコアでした。
より大きなバッテリーを内蔵するiPhone13 Pro Maxのスコアはさらに高く、DXOMARKのスコアは89ポイントでランキングの3位に入っています。
充電時間とカメラ使用時の消費電力が弱点
一方、iPhone13 Proのバッテリーの弱点は充電時間とカメラ使用時の消費電力にあるといいます。
充電時間に関しては、ケーブル接続時の供給電力が20W、ワイヤレス充電時の供給電力が15Wと他社のスマートフォンよりも低く、フル充電までに長い時間を要します。
また、カメラ使用時のバッテリー持続時間が他のスマートフォンよりも短いのも弱点で、Galaxy S21 UltraやiPhone13 Pro Maxに劣る結果となりました。
ただ、総合的にはバッテリー容量が小さいにもかかわらず良好なテスト結果となっており、iPhone12 Pro Maxに迫るスコアを獲得したことから、iPhoneシリーズのバッテリー効率の良さがiPhone13世代でさらに向上したといえるでしょう。
Source: DXOMARK via Gizmochina
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-432107/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania