2022年秋のiPhone14 Proのメインカメラは、4,800万ピクセルのイメージセンサーが搭載される、と調査会社TrendForceが発表しました。iPhone6s以来の大幅なアップデートとなる可能性があります。
2015年のiPhone6s以来続く1,200万ピクセルのカメラ
今秋の発売が見込まれるiPhone14 Proのメインカメラには、従来の1,200万ピクセルカメラではなく4,800万ピクセルのイメージセンサーが採用されるとの予測をTrendForceが発表しました。
iPhone14 Proが4,800万ピクセルのカメラを搭載するとの予測は、Apple関連の著名アナリストであるミンチー・クオ氏も発表しています。
もし、iPhone14 Proが4,800万ピクセルのカメラを搭載すれば、iPhone6(2014年)の800万ピクセルから、iPhone6s(2015年)で1,200万ピクセルになって以来の、大規模なアップデートとなります。
なお、iPhone14 Proは画面上部のノッチが廃止され、インカメラはカプセルのような形状の穴に収められるとの情報も伝えられています。
実際の写真は1,200万ピクセルにとどまる?
米メディア9to5Macは、Appleがスマホカメラのピクセル数競争から距離をとってきたことを踏まえて、iPhone14 Proが4,800万ピクセルのイメージセンサーを搭載しても、実際に撮影できる画像は1,200万画素にとどまるのではないか、と指摘しています。
センサーのサイズが同じままピクセル数が多くなると、ピクセルのサイズが小さくなり、光量の少ない状態で撮影した写真にノイズが出やすくなるため、ユーザーが日常生活の中で撮影する写真に悪影響が懸念される、というのがその理由です。
9to5Macは、iPhone14 Proのカメラは1,200万ピクセルと4,800万ピクセルの2つのモードで撮影可能になり、明るい場所では4,800万ピクセルで、光量が少ない場所では1,200万ピクセルで撮影されるのではないか、と予測を伝えています。
Source:TrendForce, 9to5Mac
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-432227/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania