Appleが開発中といわれる複合現実(MR)ヘッドセットについて、Bloombergのマーク・ガーマン記者が過去の命名パターンなどから推測、ニュースレターPower Onにおいていくつか候補を挙げているのでご紹介します。
古い辞書を使っていたことも
Appleが新規事業として、以前よりMR分野向けヘッドセットの開発に取り組んでいるという噂は、数年前から繰り返し報じられています。新型ヘッドセットは2022年中に発売との見方が濃厚でしたが、Bloombergは最近になって「2023年にずれ込む可能性が高まった」と伝えました。
気になるのはこの新型ヘッドセットの名称です。ガーマン記者によるとスティーブ・ジョブズ氏存命の頃は、Appleの新製品の名称を考える際、ジョブズ氏とマーケティング責任者のフィリップ・シラー氏が古い辞書を引っ張り出して適切な名前を探す、といった作業が行われていたようです。
ガーマン氏によるヘッドセットの名称候補
ただし近年では、スパイダーダイアグラムやチャートを作成、数週間かけてさまざまな単語を探る方法が採られているそうです。ガーマン氏は「Glass」と「Spectacles」はすでにGoogleとSnapが使用しているのでAppleは使わないだろうとし、次のような候補を挙げています。
- Apple Vision
- Apple Reality
- Apple Sight/iSight
- Apple Lens
- Apple Goggles
- Apple AR, Apple VR, Apple XR, Apple MRまたはApple SR
ちなみに上記の名称はいずれも米国の商標データベースにはまだ登録されていないそうです。ただしAppleの過去の行動から考えて、外国の商標データベースにはすでに登録されている可能性があると、ガーマン氏は記しています。
Source:Power On
Photo:ZONEofTECH/YouTube
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-432888/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania