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Apple、2021年10月〜12月の世界スマホ出荷で首位。iPhone13が好調

Apple iPhone13 Pro
 
Appleが、2021年第4四半期(10月〜12月)の世界スマートフォン出荷台数のメーカー別シェア22%を獲得し、Samsungを抜いてトップに立ったとCanalysが発表しました。世界的半導体不足が続く中、iPhone13シリーズの販売好調が寄与しています。

iPhone13シリーズの好調でAppleがシェアトップに

調査会社Canalysは現地時間1月18日、2021年第4四半期(10月〜12月)の世界スマートフォン出荷台数のメーカー別シェアの予測値を発表しました。
 
世界的に販売台数が伸びるホリデーシーズンを含む重要な時期に、AppleはiPhone13シリーズの好調によりシェア22%で、シェアトップに立ちました。
 
2021年第3四半期(7月〜9月)にシェアトップだったSamsungは、シェア20%で2位でした。
 

 
Appleのシェアトップ奪還についてCanalysは、特に中国本土でiPhone13シリーズが好調だったことを挙げています。

Appleのサプライチェーンは回復傾向

CanalysはAppleのサプライチェーンについて、回復の兆しを見せているものの、2021年第4四半期には主要部品不足によりフル生産ができず、iPhoneの需要に十分に応えられる生産量を確保できなかった、と分析しています。
 
その結果、主要市場では適切な納期を維持できたものの、一部の市場では顧客がiPhoneを入手するのにしばらく待たなくてはならない状況が続いた、と指摘しています。

製造の制約は2022年後半まで続く

Canalysのニコール・ペン氏は、サプライチェーンの混乱による影響は、ローエンド市場向けメーカーで特に大きい、とコメントしています。
 
また、主要半導体メーカーの製造能力が大幅に増加するまでは数年間を要するため、世界的な半導体不足はまだ続くとの見通しを示し、こうした製造上のボトルネックは、2022年後半までは続くだろうと予測しています。

Appleは1月27日に業績を発表予定

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は2021年10月、半導体不足と製造の混乱により同社の収益が約60億ドル(約6,815億円)の影響を受けた、と語っています。
 
Appleは現地時間1月27日に、2022年会計年度第1四半期(2021年10月〜12月)の業績を発表する予定です。
 
 
Source:Canalys via MacRumors
(hato)
 
 

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