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Apple「iOS14のセキュリティアップデートは特例だった」

iOS14 iOS15
 
iOS15へとアップデートせずにiOS14にとどまり、セキュリティアップデートを受け続ける選択肢が最近まで与えられていましたが、これはあくまでiOS15のバグを修正し終えるまでの暫定的な措置だった、とAppleはコメントしています。

今ではiOS15へのアップグレードを促進

Appleが珍しく最新iOSだけでなく、前バージョンのiOSの使用も容認する、と発表されたのは昨年6月のことです。これにより、iOS15の新機能を受け入れる準備ができていないユーザーは、iOS14を使い続けながら重要なセキュリティアップデートを受け続けることが可能となっていましたが、この選択肢が廃止されたと先日伝えられました。
 
AppleがテックメディアArs Technicaに語ったところによると、iOS14のセキュリティアップデートの提供が続けられていたのは、iOS15のバグ修正を行うまでの「猶予期間」を設けるためであり、あくまで一時的なものであったとのことです。
 
iOS14のセキュリティアップデートはiOS14.8.1までリリースされていましたが、現在ではiOS15へのアップグレードが促されるようになっています。

バグが多かったiOS15ベータ

iOS15ベータでは、多くのバグが報告されており、正式版が公開された後でも「iPhoneの空き容量が残りわずかです」と表示されるなどの不具合もありました。
 
1月に入ってからも、iOS15.2のバグでiCloudプライベートリレーが無効化される問題が報告されています。
 
 
Source:Ars Technica via AppleInsider
Photo:MacRumors
(lexi)

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