そこで、後方の様子をスマホにリアルタイム送信することで、安全確保につなげようと開発されたのが小型のアクションカメラ「SEEKER R1」です。減速時に自動で灯るブレーキランプの機能も搭載しています。
スマホがバックミラーに
SEEKERは基本的にアクションカメラで、専用ケースに入れてサドル下に設置します。スマホとペアリングすると、とらえた映像をリアルタイムにスマホに送るようになります。
そしてハンドルバーにスマホを設置することで、スマホが「バックミラー」となり、後ろを振り向くことなく状況を確認できます。カメラの画角は150度と広範囲をとらえ、しかも映像は4K解像度です。
レーザーで走行レーンを確保
さらには、レーザーで自転車レーンを地面に映し出すという珍しい機能も備えています。これは、自転車の両脇にレーザーで線を「引く」ことで、追い越しの車に自転車に近づきすぎないよう促すのに役立ちます。
サイクリングを安全で楽しいものにしてくれるSEEKERは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、記事執筆時点の出資額は299ドル(約3万4000円)〜となっています。
すでに調達目標額は達成し、2月17日まで申し込みを受け付けたのち、6月にも発送が始まる見込みです。
- Original:https://techable.jp/archives/171660
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi