米国特許商標庁(USPTO)が2022年1月20日、Appleが出願していた、家族など登録した相手や、指定した言葉で話しかけられた際にAirPods ProやAirPods Maxのノイズキャンセリングレベルを自動調整する特許を公開しました。
登録した相手や言葉に応じてノイズキャンセリング動作を調整
Appleが出願した特許には、「イヤーピースの外の音を検知し、ノイズキャンセリングレベルを自動調整するヘッドホンやイヤホン」に関するアイデアが記されています。
この特許が実現した場合、ノイズキャンセリングレベルを上げて音楽を聞いている最中でも、音声を登録した相手や、指定した言葉で話しかけられた際にノイズキャンセリングを停止するなどし、相手の言葉を明瞭に聞き取れるようになります。
ノイズキャンセリングを自動調整する相手の音声や、停止する言葉は事前に登録しておきます。
ペアリングしたiPhoneの登録情報も活用
外部音の検知はAirPods ProやAirPods Max本体だけではなく、ペアリングされたiPhoneも活用します。
これにより、iPhoneの連絡先に登録された相手や、ユーザー自身の名前が呼ばれた際にノイズキャンセリングを停止するというような仕組みも検討されているようです。
登録した相手や言葉に反応する際は、ノイズキャンセリングを停止するだけではなく、例えばSiriに、「誰かがあなたに話しかけています」と言わせるように設定することもできるようです。
Source:USPTO via AppleInsider
Photo:Appledsign/Facebook
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-433796/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania