サイトアイコン IT NEWS

ブロンズコーティングされたオピネルがレア感の塊!

シンプルで洗練されたおしゃれなデザイン、軽く実用的なフォールディングのギミックで人気を集めるOPINELのナイフは、言わずと知れたアウトドアの大定番。なかでもNo.8は調理をはじめさまざまな用途で使える万能ナイフです。

そんなオールマイティなアウトドアギアに、目にも麗しいカッパートーンのブレード、美しくも野性的なデザートアイアンウッドのハンドルをまとった特別モデル「Arizona(アリゾナ)」(3万3000円)が登場。世界限定800本の希少なアイテムはコレクター必見です。

まず目を惹くのはブレード部分とビロブロック部分に施された鮮やかなカッパーカラー。アリゾナの雄大な日暮れの情景を思わせる赤褐色は、スウェーデン・サンドビック社製の12C27ステンレス鋼に、PVD蒸着による銅コーティングを施したもの。

表面に硬化コーティングを施したことにより摩擦への耐性を高めてツールとしての実用性を向上。また銅によるコーティングは従来のフッ素コーティングなどよりも環境に優しいというメリットも。

さらに、ぜひ注目しておきたいのがハンドル部分。レギュラーモデルではブナ材が使われている部分ですが、この限定モデルでは“デザートアイアンウッド”と呼ばれる希少な素材を使用しています。


“デザートアイアンウッド”とは、アリゾナ州・ソノラ砂漠の酷暑の下で立ち枯れた古木が、長い歳月の中で半化石化した木材のこと。昼夜の寒暖差による熱収縮が、抜群の硬さと耐久性、密度の高い美しい木目模様を生み出すといわれます。


荒々しい自然環境の中、砂に埋もれながら途方もない時間を重ねて硬化し、やがて眠りから覚めるようにして掘り起こされた“デザートアイアンウッド”には、なんとも言えないロマンを感じます。自然が生み出した造形ゆえに、木目の出方や色味は個体によって大きく違いますが、そうした違いまでも愛おしく感じられそう。

約85mmの刃渡りサイズはレギュラーモデルであるステンレスモデルやカーボンスチールモデルと変わりませんが、重量はレギュラーモデル(約46g)よりもちょっと重めの約55g。オーク材で作られた特製ボックスに納められた特別仕様は、コレクターズアイテムとしてはもちろん、年齢を重ねた大人の男性へのプレゼントとしても喜ばれそうです。

>> OPINEL

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆モーラナイフ130周年を記念した黒ハンドルの「モーラ2000」が登場!
◆逸品の名が相応しい!切れ味抜群な越前打刃物の折りたたみステーキナイフ
◆オールブラックが美しい!刃物の街が生み出した一生モノになるブッシュクラフトナイフ

モバイルバージョンを終了