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純白ダイヤルのGMTとクロノが表現するグランドセイコーの哲学とは

1960年から腕時計の本質的な価値を追求し続ける、世界屈指のマニュファクチュール・グランドセイコー。そのグランドセイコーが従来の伝統的なモノづくりの精神を現代的なライフスタイルに向かって大きく開いたのは、2002年に発表したGMTモデル、2007年に発表したクロノグラフがきっかけでした。

今年2022年はこのふたつの多機能ムーブメントが節目を迎える特別な年。アニバーサリーイヤーを祝した特別モデルとして、最新スプリングドライブムーブメントを搭載したGMTモデルとクロノグラフモデルが数量限定で登場します。

▲SBGC247

グランドセイコー・スポーツコレクションよりこの春登場するのは、「グランドセイコー クロノグラフ 15周年記念限定モデル」(品番:SBGC247、127万6000円)および「グランドセイコー GMT 20周年記念限定モデル」(品番:SBGE275、84万7000円)。

▲SBGE275

いずれも特別調整を施したスプリングドライブムーブメントを搭載するもので、クロノグラフモデルは世界700本(うち国内300本)の数量限定で2月18日から発売、GMTモデルは世界1500本(うち国内500本)の数量限定で3月11日からの発売となっています。

いずれも神秘的な質感をそなえた純白のダイヤルが印象的ですが、デザインのモチーフとなっているのは、スプリングドライブモデルの故郷である「信州 時の匠工房」からもほど近い北アルプスの山肌に見られる“シュカブラ”と呼ばれる自然現象。


“シュカブラ”とは、深く積もった雪の表面を吹きすさぶ強風が削りとることで生まれる立体的な風紋のことで、とりわけ寒風吹き荒れる春先の雪原に現れるシュカブラはひときわ荒々しく、見るものに自然への畏怖を感じさせるとともにスケールの大きな感動を与えてくれます。

▲キャリバー9R96

クロノグラフモデルに搭載されるのは、2007年発表のクロノグラフで搭載された“キャリバー9R86”をさらに高精度に仕上げた特製ムーブメント“キャリバー9R96”。

▲キャリバー9R16

またGMTモデルに搭載されるのは、これも9RスプリングドライブGMT ムーブメント“キャリバー9R66”をベースに特別調整したムーブメント“キャリバー9R16”。

平均月差±15秒(日差±1秒相当)という高精度をそなえた“9R86”、“9R66”に対し、特別モデル搭載の“9R96”、“9R16”は、いずれも平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)まで精度を追い込んだもの。特別調整精度の証として、回転錘に18Kイエローゴールド製の“獅子の紋章”が燦然と輝きます。

清冽で潔い表情の中にブランドの矜持を秘めた、凛々しくも美しいタイムピース。心新たに未来へと向かう、志みなぎる特別モデルです。

>> グランドセイコー「グランドセイコー クロノグラフ 15周年記念限定モデル」

<文/&GP>

 

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