オンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」を運営するレアジョブの子会社プロゴスは1月27日、ビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」のモバイルアプリを公開しました。1日1回、無料でテストを受けられます。Amazonギフト券10,000円分が当たるキャンペーンも実施しています。試しにテストを受けてみました。
国際基準CEFRでスピーキング力を無料で測定
「PROGOS」は、2020年6月にサービスを開始した英語能力測定の国際基準CEFR(セファール)によるAIビジネス英語スピーキングテストで、企業や大学での研修や人材育成に導入が進んでいます。
今回リリースされたモバイルアプリでは、「レアジョブ英会話」受講者や「PROGOS」の法人導入企業でない個人の英語学習者でも、気軽に「PROGOS」テストを受験して実践的な英語スピーキング力を確認し、スキルアップに活用できるのが特徴です。アプリでのテストは、当面は1日1回無料で受けられます。
テスト時間は20分、結果を蓄積して学習に活用可能
「PROGOS」アプリでは、受験時間が20分で、2分後には結果が確認できます。スコアが表示されるだけでなく、英会話学習に活用できる学習アドバイスのフィードバックも得られます。
テストの履歴は蓄積されていくので、学習と診断のサイクルを繰り返しながらスピーキング力の伸びを確認できます。
「PROGOS」アプリはiOS用とAndroid用があります。iOS版はiPhone/iPadに対応し、iOS11以降が必要です。1回の受験にかかるデータ通信量は60MB〜100MB、推奨回線速度は10Mbps以上です。
※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
Android版はGoogle Playストアからダウンロードできます。
Amazonギフト券が当たる、受験するほど当選確率アップ
「PROGOS」アプリのリリースを記念して、アプリからテストを受験完了するとAmazonギフト券10,000円分が抽選で10名に当たるキャンペーンを実施しています。
応募期間は2022年1月27日〜2月28日で、期間中にPROGOSスピーキングテストを受験完了すると自動的に応募されます。当選者には、3月中旬にメールで連絡があります。
受験回数が増えると当選確率がアップします。受験は1日1回可能です。日本国内にお住まいの方が対象です。
「PROGOS」アプリでテストを受けてみた!
スピーキングに苦手意識がある筆者が「PROGOS」アプリで、テストを受けてみました。テストを受けるのも、英語で話すのも久しぶりです。
アプリの利用開始時のアカウント登録は、名前とメールアドレスを登録するだけです。登録した名前はニックネームでも登録可能でした。名前とメールアドレスはアプリから変更も可能です。
テストを開始する前に「なるべく発話することを心掛け、自分の知っている範囲の単語・表現・文章を使い、回答時間いっぱい話しましょう」や、回答時には論理性、語法や用法、発音やイントネーションを意識するように、といったアドバイスが表示されます。
テストは以下の5部構成で、流れる自動音声、画面表示はすべて英語です。
- インタビュー:10の質問を聞き、1問あたり20秒で答えます。
- 音読:8つの文章を、1問あたり10秒で読み上げます。
- プレゼンテーション:与えられたトピックに40秒で準備し、60秒でなるべく詳しく説明します。
- グラフを用いたプレゼンテーション:グラフの内容を60秒で説明します。40秒の準備時間があります。
- ロールプレイ:与えられた状況で、複数の会話でやりとりします。最初に40秒の準備時間があり、1問につき30秒で回答します。
数分で結果通知、総合評価と6指標それぞれに評価
久しぶりに集中してテストを受けてヘトヘトになりお茶を淹れていると、約2分後に登録したメールアドレスに「採点が完了しました」とメールが届きました。
「PROGOS」アプリを開くと、「受験履歴」タブに受験日と結果が表示されており、タップすると総合評価のほか、指標別評価として「表現の幅」「正確さ」「流暢さ」「やりとり」「一貫性」「音韻」の6項目それぞれに、CEFRレベルの判定結果と、レベルアップのための学習アドバイスが記されています。
フィードバックには、実践的な英会話に使える表現が例文付きで紹介され、音読や実際に作文してみるよう促されます。
受験時は周囲を気にせず声を出せる環境がおすすめ
久しぶりに声に出して英語を話したこともあり、口から言葉が出てこず、もどかしい思いをしました。それでも、毎日続けて話すトレーニングをしていれば、スピーキングへの苦手意識が薄くなりそうだなという印象を持ちました。
筆者はiPhoneにAirPods Proを接続して一人の部屋で受験しましたが、テスト中に言葉が出てこなくて言い淀んでいる時に家族の雰囲気を感じて「聞かれたら恥ずかしいな」などと考えてしまい、一時的に集中力が落ちてしまいました。
20分間にわたって話すので、周囲を気にせずに大きめの声で話せる、なるべく静かな環境を確保して受験することをお勧めします。
20分でテストを受けられて、結果をすぐ確認できるので、忙しいビジネスパーソンでも毎日のルーティーンに組み込んで、スキルアップに使いやすいと思います。
サンプル問題と解説をまとめた動画が公開されているので、受験する前にご覧になっておくことをお勧めします。
Source:プロゴス
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-434821/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania