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AppleクックCEO「製品の品薄はまもなく改善」iPadの納期も短縮か

Apple iPadシリーズ
 
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、製品の供給不足が近いうちに改善するだろう、との見通しを語りました。品薄状態が続いているiPadシリーズの納期も短縮されることが期待されます。

供給不足の中でも業績好調、ただしiPad売上高は品薄が直撃

Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、2022年度第1四半期(2021年10月〜12月)の業績発表に際してThe Wall Street Journalのインタビューに答え、2022年度第2四半期(2022年1月〜3月)には製品の供給が改善するだろう、との見通しを語りました。
 
Appleが現地時間1月27日に発表した2022年度第1四半期業績は、製品供給に制約がある中でも同四半期の記録を更新する売上高を記録しました。
 
製品カテゴリ別では、iPhoneが前年同期比9%増、Macが同25%増とプラス成長を記録した一方で、iPadの売上高は前年同期比13%減少しており、iPadシリーズの売上減が目立っています。
 
iPadの売上高減少は、iPadの生産能力をiPhone13シリーズに振り向けたことで、供給不足が深刻化した影響とみられます。

iPad、iPad miniの配送は3月中旬

iPadシリーズ、とくに教育やビジネス分野で強い需要のあるベーシックなiPad(第9世代)は品薄状態が続いています。
 
本稿執筆時点で、Appleオンラインストアで案内されているiPadシリーズ(ベーシック構成)の配送時期は以下のとおりで、とくにiPad(第9世代)とiPad mini(第6世代)で納期の長さが目立ちます
 

 
通常なら最も販売台数が多いベーシックなiPadの供給不足が続いた影響で、BCNが発表した2021年の国内タブレット端末販売台数トップ10のうち、iPad Air(第4世代)が6モデルを占めています。
 

 
 
Source:The Wall Street Journal
Photo:Apple
(hato)

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