iOS15.4ベータ1では、マスクをつけたままFace IDによる顔認証が可能になっていますが、iPhoneのロック解除だけではなく、Apple Payによる支払いや各種アプリの生体認証にも対応していることが分かりました。
マスク着用状態の顔認証でApple Payも利用可能
現地時間1月27日にリリースされたiOS15.4の開発者向けベータ1では、Apple Watchを着用していなくても、マスクを着用したままFace IDが利用可能となっています。
iOS15.4ベータ1のFace IDは、iPhoneのロック解除だけではなくシステム全体で対応しており、マスクを着けたままでApple Payでの決済や、サードパーティー製アプリによる生体認証も可能であることが分かった、と米メディア9to5Macが報じています。
Apple Watch着用中の顔認証はiPhoneのロック解除のみ
2021年4月に公開されたiOS14.5で、Apple Watchを装着していればマスクをつけていてもFace ID搭載iPhoneのロック解除ができるようになりました。
しかし、同機能はApple Payでの決済や各種アプリでの生体認証には対応しておらず、ユーザー認証のためにマスクを外すか、パスコードを入力する必要があります。
iPhone12/iPhone13シリーズで対応
iOS14.5ベータ1で対応したマスク着用状態でのFace IDは、iPhone12シリーズ、iPhone13シリーズが対応しています。
同バージョンでは、メガネをかけた状態の顔を複数登録可能となっており、メガネを使い分けてもFace IDによる顔認証が使いやすくなっています。
なおAppleは、マスク着用中の顔認証は目の周囲の形状を読み取っており、精度の高いユーザー認証には顔全体の登録が必要と説明しています。
Source:9to5Mac (1), (2)
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-435121/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania