夜間・休日の往診サービス「コールドクター」を提供する株式会社コールドクターが、株式会社ミクシィと資本提携することを発表しました。
急な体調不良をサポートする「コールドクター」
「コールドクター」の名の通り、医者に自宅まで往診してもらえるサービスを展開。アプリで予約してから最短30分で自宅に医師が診察に向かい、その場で薬をもらうことができます。 受診・処方などの代金は、アプリを通じてクレジットカードで支払うか、後日郵送される請求書に従ってコンビニ・銀行で支払います。
同サービスは、医療機関との連携により約400名の医師が登録中。夜間・休日の急な体調不良時に頼れるサービスと言えるでしょう。子育て世帯、一人暮らしの社会人や高齢者など、さまざまな背景を持つ患者のニーズに応えます。
また、往診サービスにとどまらず、気軽に医療を受診する手助けとなるサービスを多岐にわたって展開しています。昨年12月末からは、喉の痛みや倦怠感などの軽微な症状を無料で相談できる「医療相談」や、24時間受診することのできる「オンライン診療」の提供も開始しました。
mixiの家族向けサービスとのシナジーに期待
一方、「mixi」や「モンスト」などで知られる株式会社ミクシィは、家族で写真・動画をリアルタイムで共有できるアプリ「家族アルバム みてね(以下、みてね)」や、子どもに専用端末を持たせるだけで、位置情報を確認できる「みてねみまもりGPS」などのサービスを展開しています。
そしてこのたび、「みてね」と「コールドクター」のユーザーアセットとの間にシナジーが期待できることや、両サービスを通じて実現したいビジョンに親和性があることから、資本提携に至ったという両社。今後、双方の中長期的な企業価値向上を目指します。
(文・川合裕之)
- Original:https://techable.jp/archives/172044
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川合