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かつては冬=オフシーズンでキャンプ場は閑散としていたが、2019年あたりから冬であってもにぎわいをみせるキャンプ場が増えている。特に電源付きサイトはほぼ満員で、電気毛布やレンタルのこたつを利用して快適に過ごそうというわけだ。とはいえ、電源付きサイトは数に限りがあり、必ずしも予約できるとは限らない。
『ナチュラム』のバイヤー光森啓裕さんに電源を使わず、はじめての冬キャンプに追記したいギアを聞いたところ、ポイントは“寝袋”と“火”。
氷点下でもよく眠り、疲れを癒すためには良質な寝袋とマットが不可欠というわけ。
一方、日中、冷えから体を守るのは火。焚き火台はすでにもっているだろうから、焚き火のすぐそばで安心して過ごせる毛布やタープなどをプラスしてあたたかく過ごす空間を作る。
光森さんは「使えるシェルターに制限があるしこまめに換気する必要はありますが、スノーピークの灯油ストーブを導入すれば冬キャンプが圧倒的に楽になりますよ」と教えてくれた。
アウトドア専門の老舗通販サイト『ナチュラム』バイヤー。プライベートでは友だち家族とキャンプを楽しんでいるそうだ。おいしい酒と料理を準備するグルメ派。
https://www.naturum.co.jp
1. -17°C対応!極寒キャンプでも快適な睡眠を確保
利き腕に関係なく着脱しやすいセンタージップのオーロラ800DX。大人っぽいネイビーカラーはほかのギアとも相性良好です。(光森さん)
NANGA×naturum
「オーロラセンターZIP800DX」(4万4000円)
NANGAが誇る撥水生地“オーロラテックス”に760FPのホワイトダックダウンを800g封入したナチュラム限定寝袋。快適睡眠温度-9°C、下限温度は-17°Cで寒冷地でのキャンプも怖くない! ほかに600DX、450DXもある。●収納サイズφ21×38cm、重量1.51kg
2. -5°C対応のダウン寝袋でアンダー2万円!
使用下限温度は-5°C。ドラフトチューブやショルダーウォーマーも付いていて、はじめての冬キャンプにおすすめです。(光森さん)
ハイランダー
「ダウンシュラフ 800」(1万9999円)
20Dポリエステル生地にダウンをぜいたくに800g封入。ホワイトダックダウンに比べて安価なグレーダックダウンだが、650FPの実力であたたかな空気に包まれて眠れるコスパの高い寝袋だ。●収納サイズφ36×20cm、重量1.22kg
3. 焚き火に強い!複数ループでアレンジ自在!
撥水性のあるTC素材のレクタタープ。ループが複数付いているので、いろいろな設営に対応します。(光森さん)
テントファクトリー
「TCレクタングタープ」(2万2880円)
火の粉が触れても穴が空きにくいTC製のタープ。ファミリーやグループで使いやすいサイズで、四隅+2個のグロメット、12個ループが付いているのでいろいろな形にアレンジしやすい。全2色展開。ポール別売。●サイズ425×445cm、重量4.8kg
4. ずっしり重厚!焚き火をはじめたくなる限定セット
ナチュラム限定カラーのスティックターボII。風に強く、ハイパワー。持ったときに手にかかる重厚感が所有欲を満たしてくれます。(光森さん)
ユニフレーム
「スティックターボII タックOD+専用レザーホルスターセット」(2万2880円)
市販のライター用ガスを充填することで最大1300°Cの炎を噴き出す大ヒットトーチ。ステンレス鋼と亜鉛ダイキャストで作られており、決して超軽量ではないがカッコいい。牛革製ホルスターとのセット。●サイズφ16/27×209mm、重量140g
5. 火の粉が落ちても燃え広がらないあったか毛布
キャンプやお家使いにも最適。ひざに掛けたり肩からすっぽりかぶることもできるブランケットです(光森さん)
ハイランダー
「難燃ブランケット」(2980円)
肌触りのよいポリエステル起毛素材だが、火の粉が触れても燃え広がらず安心して使える。定番カラーのブラウン、ブラックのほかに新柄のキリムもお目見えだ。すっぽり体を覆う大判で、収納袋に入れると枕サイズに収まる。●サイズ200×140cm、重量1.11kg
6. 焚き火にかけっぱなしで熱々ホクホクの激ウマ料理に
ひとつで「煮る・蒸す・焼く・炒める・揚げる」ができるスグレモノ。ステンレス製で面倒な手入れが不要なのもGOOD!(光森さん)
SOTO
「ステンレス ダッチオーブン 8インチ」(2万円)
オールステンレスでシーズニング不要の手間なしダッチオーブン。冬は焚き火にかけておくだけで煮込み料理やホクホクの蒸し料理にありつける。サイズは3種類あるが、8インチはもっとも手軽で2〜3人にちょうどいい。●サイズφ31×22.6×H12.5cm、重量3.5kg
7. 薪ストーブよりも圧倒的に扱いやすい灯油ストーブ!
ストーブを導入すると冬キャンプの見方が大きくかわります。これは薪ストより扱いやすく、側面への暖房効果も高いんです。(光森さん)
スノーピーク
「スノーピークグローストーブ」(5万4780円)
スノーピークの指定シェルターで使える灯油ストーブ。トップの鉄板による遠赤外線、そして円筒形で全周から熱が放出されるので小型ながらも周囲をじんわりあたためる。タンク満タンで20時間使用可能。●サイズ388×388×H474cm、重量5.9kg
8. あたたかい空気を撹拌して底冷え解消
シェルター内で灯油ストーブを使うなら、サーキュレーターとの併用がおすすめ。夏も使えてオールシーズン引っ張りだこです。(光森さん)
スノーピーク
「フィールドファン」(1万1000円)
あたたかい空気は上昇してテントの上部に、冷たい空気が足元にたまるので、フィールドファンを天井に向けて空気を撹拌することで底冷えをやわらげてくれる。好きな場所へ手軽に運べるのでどこにいても心地よく過ごせる。●サイズ185×272×284mm、重量1.3kg
※2021年12月6日発売「GoodsPress」1-2月合併号58-59ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/大森弘恵>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/429139/
- Source:&GP
- Author:&GP