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Facebook、広告プラットフォームを再構築。Appleのプライバシー機能に対処

Facebook
 
Meta(旧Facebook)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、同社の2021年第4四半期(10月〜12月)の業績報告で、新しいデータ規制とAppleのプライバシー機能の導入後も、「高品質なパーソナライズド広告」を配信できるよう、Facebookの広告インフラを再構築することを発表しました。

Facebook、広告のインフラを再構築

ザッカーバーグCEOは、Facebookの広告インフラの再構築の理由について「AppleのiOSの変更」を強調しましたが、これは同社の「アプリのトラッキングの透明性(ATT)」機能を指しています。
 
ソーシャルメディアの広告収益に大きな影響を与えた同社のATTの導入に加え、ザッカーバーグCEOは、欧州の一般データ保護規則(GDPR)についても指摘しました。これらにより、「利用できるデータが少なくなるという明確な傾向」が出ているとのことです。
 
ザッカーバーグCEOは続けて、「しかし、人々は依然として関連性のある広告を見たいと思い、企業は適切な顧客にアプローチしたいと考えています」と述べています。さらに、「そこで私たちは、広告インフラの多くを再構築し、今後も成長を続け、高品質なパーソナライズド広告の配信を可能にします」としています。

ソーシャルメディアの広告収益に大きな打撃

AppleのATT機能は、許可を得ずにiOSアプリが他のWebサイトやデータをまたいでユーザーを追跡することを禁止しています。Facebookを含む広告収入に依存する企業は、この機能の導入によって収益に大きな打撃を受けています。しかし、昨年12月には、FacebookやSnapなどの企業が抜け穴を利用してATTを回避し、ユーザーのデータを収集していると報じられています。
 
 
Source:Mark Zuckerberg/Facebook via Appleinsider
(m7000)

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