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モバイルゲームの収益、2021年に専用ゲーム機のソフトとPCゲームの合計を上回る

スマホでゲームをプレイする画像
 
今ではすっかり定着したスマートフォンやタブレットでプレイするモバイルゲームアプリによる収益が、専用ゲーム機とPCゲームのソフトの合計収益を超えたという2021年の調査結果が発表されました。
 
その収益は10兆円を超えているとのことです。

専用ゲーム機とPCゲームのソフトの合計収益を超えたモバイルゲーム

ゲーム分析会社のNewzooによると、2021年にモバイルゲームの収益が専用ゲーム機とPCゲームのソフトの合計収益を超えました
 

 
ゲームソフト/アプリ市場全体の収益が1,803億ドル(約20兆7,266億円)であったのに対し、モバイルゲームによる収益は52%にあたる932億ドル(約10兆7,139億円)だったとのことです。
 
また、モバイルゲームの収益は前年比で7.3%成長しており、世界的にスマートフォンの所有率が上昇していることから、今後も高い成長率が見込まれます
 
一方、専用ゲーム機のソフトは前年比6.6%の減少でした。

日本は世界第3位のモバイルゲーム市場

国や地域別に2021年のモバイルゲーム市場を見ると、日本は137億ドル(約1兆5,750億円)で世界第3位の市場でした。
 

 
首位は中国で318億ドル(約3兆6,556億円)、2位はアメリカで151億ドル(約1兆7,358億円)となっています。
 
また、中国には原神の開発会社であるmiHoYoやCall of Duty、PUBGをリリースしているTencentなどのゲームソフト会社が多数あり、中国のゲーム会社が生み出した収益の合計は180億ドル(約2兆693億円)に上るとのことです。
 
モバイルゲームの収益成長率が高い地域はラテンアメリカ(前年比13.0%)と中東アフリカ(同9.4%)で、スマートフォンの普及が進む地域ほど成長率が高いようです。

 
 
Source: Newzoo via PhoneArena
(ハウザー)

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