テレワークによる在宅勤務を続けていて気づいたんです。「オフィスってあったかいんだな~」ということに。
冬に自宅で仕事をしていると本当に寒い。暖房を付けても寒い。おかげで昨年、人生で初めてルームソックスを買いました。これで足の冷えはかなりマシになったんですが、どうにもならないのが手。PC作業をしているとじわじわ冷たくなってくる。どうにもならなくなった場合はポケットにつっこんだり、時にはお尻の下に挟んで体温であたためたり…。
手袋ができればいいんですが、それだとキーボードを打ちづらい。ハクキンカイロを引っ張り出して、冷えてくると握ったりもしていましたが、あたたかいのは握っている時だけ。いやはや、家でじっとしているとこんなに寒いんですね。
先日もあまりに寒すぎて「もうこれは無理!」となり、何かないかネットで探し始めました。いろいろなキーワードで検索していくなか、「ハンドウォーマー」で見つけたのがアンダーアーマーの「UAハンドウォーマー」(2750円)。
指なしだからPC作業はなんとかなりそう。でも指先が出るから正直あまり期待はせず、ものは試しにとポチりました。するとこれが想像以上に良かったんです! もちろんぽっかぽかではありません。でも、かなりマシになりました。しかもこれ、ちょっと変わった構造になっていて、着けたままでも変わらずキーボードは叩けるし、スマホだっていじれます。
■想像以上にあったか効果あり!
届いて開封したら、いやはや驚きました。なんと手のひら側がないんです。ちゃんと調べて買えよって話なんですが…。
なのでちゃんと調べてみたら、これバスケットボール用なんですね。着けたままでも素手でボールを扱えるようになっているわけです。
甲側だけ見ると指なし手袋に見えるし、正直そうだと思ってポチってました(笑)。でも手のひら側はフルオープン。
だから装着は、手首まで通したら指に輪っか部分を引っ掛けるようにします。ちょっとめんどくさいんですが、慣れれば問題ないレベル。
そもそも、この手のひら側に何もないという構造は、何か作業するには抜群にイイというのがすぐに分かりました。
とにかく手に何か着けている感覚がない。キーを打つスピードも変わらなければ、スマホの操作感だっていつもと変わらない。指なし手袋をしながらスマホを操作するのとも明らかに違います。スマホにあたる部分はすべて自分の手なので、何も着けてない感覚で、しっかりグリップできます。
輪っかを引っ掛けている指は違和感があるのかなとも思いましたが、それもほとんどない。よくよく考えれば、指って常に曲げているわけで、その曲げている関節の内側にヒモがあるので、ジャマになりません。
そして肝心なあたたかさ。期待はしていなかったんですが、これが案外悪くない。指がすべて出ているので意味がないと思ってしまいますが、おそらく手首と手の甲が覆われていることがポイントなのかもしれません。
動脈や静脈といった太い血管を温めたり冷やしたりすると効果が高いというのはよく知られていることです。暑く火照った時には首を冷やすのがいいと言われますよね。それと同じで、手首も皮膚に近いところを太い血管が通っていて、そこを覆っているわけだから、手全体の寒さが軽減されているのかもしれません。
手のひら側は何も着けていないので、素手のような感覚で普通に何でもできちゃいます。
おかげで「手、手が…寒いぃぃ…」なんてことはなくなりました。もちろん、何度も言いますが、すごくあたたかいわけではありません。でも、あるとないとでは大違い。
長期予報で今シーズンはそんなに寒くないって言ってたのに、フタを開けてみればめっちゃ寒い。そして、もうしばらく寒さが続きそうな気配。残りの冬も、この「UAハンドウォーマー」(+小さいカイロ)が手放せなさそうです。
それにしてもバスケ用のハンドウォーマーなんてものがあるなんて、知りませんでした。気になる人は、「バスケ ハンドウォーマー」で検索してみてくださいね。
>> アンダーアーマー
<文/円道秀和(&GP)>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/430434/
- Source:&GP
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