Appleは2021年に発売したM1 iMacにFace IDによる顔認証の搭載を検討しており、今後のiMacに顔認証が採用される可能性はある、とBloombergのマーク・ガーマン氏が伝えています。ただし、ラップトップのMacBookシリーズには当面、顔認証の採用は期待できなさそうです。
厚みのあるディスプレイへの顔認証搭載が検討されていた
Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で、2021年春に発売されたM1 iMacには当初、Face IDによる顔認証の搭載が検討されていたと伝えています。
iMacは、MacBookシリーズと比べてディスプレイ部分の厚みがあるため、Face IDを搭載できる可能性が検討されたようですが、最終的に搭載が見送られた理由は不明です。
顔認証搭載Mac、現在も開発中
Appleは顔認証を搭載したMacの開発を現在も進めており、最初に顔認証に対応するMacはiMac、もしくは外部ディスプレイになるだろう、とガーマン氏は予測しています。
なお、MacBook AirやMacBook Proはディスプレイ部分が薄すぎるため、当面は顔認証が搭載されることはなさそうだ、とガーマン氏は述べています。
なお、ガーマン氏は「Power On」ニュースレターにおいて、Appleが3月8日にイベントを開催することや、「M2」Macの発売計画についても伝えています。
数年前から噂されていたMacへの顔認証搭載
Macシリーズへの顔認証搭載については、数年前から噂されています。2020年には、iOS14のソースコードから顔認証がMacに対応することを示す記述を開発者が発見しています。
このほか、macOS Big Surのベータから顔認証を指す内部コードネーム「PearlCamera」が発見された、と米メディア9to5Macが報じています。
Source:Bloomberg via 9to5Mac
Photo:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-436609/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania