2月9日に発表が見込まれているSamsungのGalaxy S22シリーズは、同社の環境配慮型デバイス第一弾となるそうです。
Samsungは廃棄された漁網などの再生素材を使用し、使い捨てのプラスチックを減らす計画を立てています。
廃棄された漁網を利用した新素材を使用
Samsungの新型フラッグシップスマートフォンであるGalaxy S22シリーズには、廃棄された漁網を利用した新素材が使用されるそうです。
海洋プラスチック問題というとペットボトルやスーパーのレジ袋を想像することが多いですが、実は毎年64万トン以上の漁網が海に捨てられているという調査結果があります。
廃棄された漁網は海洋生物を絡め取ることで海の生物を危険にさらす可能性があるほか、魚などが食べることによって人間の食物に入り込むこともあるでしょう。
そこでSamsungは、単に廃棄された漁網を取り除くだけではなく、スマートフォンの材料として漁網を再利用することで有効活用しようとしています。
漁網は今後もGalaxyシリーズに使用される予定
この漁網を利用した新素材は「Galaxy for the Planet」プログラムの一環として、S22シリーズ以外のGalaxyシリーズにも利用される予定です。
Samsungはこの新素材の開発について、「具体的な環境保護活動をおこない、次世代のために地球を守るという当社の取り組みにおける注目すべき成果である」と述べました。
Samsungは漁網以外にも製品やパッケージにおける再生素材の利用を増やし、使い捨てのプラスチックを減らす計画を立てています。
Galaxy S22シリーズは2月9日のイベントで発表される見込みです。
Source: Samsung via Wccftech
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-436766/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania