中国ブランドXiaomiの最高経営責任者(CEO)のレイ・ジュン氏は、特にハイエンドの国際スマホ市場に焦点を当て、Appleへ挑戦する意向をソーシャルメディアに投稿しました。
Huaweiが抜けた穴を埋めたいXiaomi
South China Morning Postによれば、XiaomiのジュンCEOは現地時間の2月8日、「製品と体験でAppleと拮抗し、3年以内に中国最大のハイエンドブランドとなる」とWeiboで述べました。同氏は、世界最大のスマホベンダーに成長するという目標も改めて強調したとのことです。
長年中国ナンバーワンスマホブランドとして君臨していたHuaweiは、米国からの経済制裁を受け、現在ではスマホ事業は以前と比べるとかなり縮小しています。Xiaomiはこの穴を埋めると同時に、ハイエンドスマホ市場でAppleとの販売競争に打って出る構えです。
一方Appleは、2021年第4四半期(10月〜12月)にVivoを追い抜き、6年ぶりに中国でトップスマホベンダーとなっています。同時に、Appleは世界ナンバーワンのスマホベンダーでもあり、世界で販売される5台に1台はiPhoneというのが現状です。
物理的な店舗で他社との差別化目指す
Xiaomiはすでに1万店の独立ストアを中国国内に保有していますが、次の3年間でさらに2万店舗をオープン予定です。
加えて、Xiaomiは次の5年間で研究開発に1,600億ドル(約18兆5,400億円)を投資することを明らかにしています。
Source:South China Morning Post via MacRumors
Photo:World Economic Forum/Flickr
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania