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NTTドコモを装ったフィッシングSMSが報告、注意を呼びかけ

ドコモ フィッシング
 
フィッシング対策協議会は2月10日、NTTドコモからの連絡を装ったフィッシングSMSが報告されているとして、緊急情報を発出し注意を呼びかけました。

ドコモをかたる偽メール

フィッシング対策協議会は、ドコモからの連絡を装ったフィッシング行為が確認されたとして、偽SMSの文面を公開しました。
 
フィッシングSMSには「利用停止予告」等と記載されており、未払い料金があるかのように見せかけています。
 
SMSにはURLが記載されており、リンクをタップしてしまうと、偽ページに誘導されてしまいます。確認されているフィッシングSMSの文面例は以下の通りです。
 

vプリカの入力を要求

フィッシング対策協議会によると、誘導先の偽サイトではdアカウントのログイン情報の入力の後、未払い金を支払うよう求められます
 
偽の未払い金の支払方法には、インターネット専用のVisaプリペイドカード「Vプリカ」等が指定されており、コンビニエンスストアで購入するよう指示されます。
 
Vプリカを発行しているライフカードは2月8日、NTTドコモを装ってVプリカを搾取する詐欺を確認していると言及した上で「Vプリカの発行コードは現金と同様」のため、第三者に渡さないよう注意を呼び掛けています。
 
NTTドコモにおいては、2021年10月にも大規模なフィッシング詐欺が確認されており、約1,200人の顧客が被害にあい、被害総額は約1億円に達しました。
 
 
Source:フィッシング対策協議会, ライフカード
(seng)

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