カリフォルニア州クパチーノにあるApple本社「Apple Park」は、ドーナツのような形状が特徴的ですが、Appleが建物の図形の商標登録出願を行ったことが明らかになりました。用途には、「拡張現実(AR)を使った本社ツアー体験の構築」と記されています。
商標登録は指定された分類のみで保護
2017年4月に従業員へと開放されたApple Parkは、総工費50億ドル(当時約5,600億円)ともいわれる本社ビルです。社屋内には、新製品発表イベントなどが催されるスティーブ・ジョブズ・シアターもあります。
Appleが米国特許商標庁(USPTO)に提出したApple Parkをかたどった図形の商標登録出願のシリアル番号は「97247546」で、国際商標分類第41類「教育」「訓練の提供」「娯楽」「スポーツ及び文化活動」のもと提出されています。より詳細な用途も記されており、「ARを使った本社ツアーを行うため」との記載も確認できます。
商標登録において国際商標分類は重要で、商標登録は最初の出願で指定された分類のみで保護されるようになっています。
Source:Patently Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-437748/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania