保険会社のAIAオーストラリアが、Apple Watchを付けると平均35%、50代以上では51%運動量が増加するという調査結果を発表しました。
しかしながらこれはキャンペーンの一環としておこなわれたものであり、純粋にApple Watchによる効果なのかについては疑問が残ります。
Apple Watch装着で平均35%運動量が増加
AIAオーストラリアは、AIAの正会員であり「AIA Vitalityプログラム」に参加した1,198を対象に、Apple Watchを装着することによる運動量変化の調査をおこないました。
それによると、Apple Watchを装着した人々は平均で35%運動量が増加したとのことです。
なかでも50代以上の人々は、平均で運動量が51%増えています。
データにはApple Watchがこのプログラムに導入される前の2019年のデータも併記されており、Apple Watchの導入により運動量が増加したことが見て取れます。
Apple Watchを無料で入手するために頑張った?
ただし、この結果が純粋にApple Watchを装着した効果によるものかについては疑問の余地があります。
AIAのVitalityプログラムは、設定された健康目標を達成し続けるとApple Watchを割引価格あるいは無料で入手できるというものであり、人々ができるだけApple Watchを安く手に入れるために頑張って運動した可能性もあるでしょう。
もちろん、Apple Watchで利用できる機能やアプリによって運動量が増えた分もあるかもしれません。
また、どのような効果や目的にせよ、運動量が増えることによって健康になるのであればそれに越したことはありません。
Source: AIA Australia via iMore, AppleInsider
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-438371/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania