Macworldが、Geekbench 5テストにおけるM2とM2 MaxのCPUとGPUの予測性能を、M1およびM1 Maxと比較して伝えました。
CPUとGPU性能に関する予測
Macworldは、M2とM2 MaxはA15 Bionicのように高性能コアとGPUコアの数が増えると予測し、M1およびM1 MaxのCPUアーキテクチャのベースとなっているA14 Bionicからの性能向上率をもとにGeekbench 5スコアおよび3DMarkスコアを試算しました。
同メディアはM2の性能予測にあたり、GPUコア数が10コアになると仮定し、試算しています。
A15 BionicとA14 Bionicのシングルコアスコア
A15 BionicのGeekbench 5シングルコアスコアは、A14 Bionic比で約7%アップとなる1,690とMacworldは説明しています。
A15 BionicとA14 Bionicのマルチコアスコア
また、マルチコアスコアでは約20%アップとなる4,633を記録しています。
M2とM2 Maxのシングルコアスコア予測
これらのA15 BionicのGeekbench 5スコアから試算すると、M2のシングルコアスコアは1,829、M2 Maxは1,873になるとMacworldは予測しています。
M2とM2 Maxのマルチコアスコア予測
同様に、マルチコアスコアについて試算すると、M2は8,837、M2 Maxは14,632になると予測されました。
GPU性能に関する予測
M2およびM2 MaxのGPU性能に関する予測は、A14 BionicとA15 Bionicの、3DMark Sling Shot Extrema Unlimitedベンチマークスコアおよび3DMark Wild Life Unlimitedベンチマークスコアをもとに行っています。
A15 BionicとA14 Bionicの3DMark Sling Shot Extrema Unlimitedスコア
A15 BionicのCPUコア数はiPhone13 Proシリーズ用が5個と、A14 Bionicの4個と比較して25%増えています。
M2とM2 Maxの3DMark Sling Shot Extrema Unlimitedスコア
M2のGPUコア数は、M1の7個〜8個から9個〜10個に増えると噂されています。これらのことから、M2の3DMark Sling Shot Extrema Unlimitedベンチマークスコアは10,409になると期待されます。
A15 BionicとA14 Bionicの3DMark Wild Life Unlimitedスコア
3DMark Wild Life Unlimitedベンチマークテストでは、A15 Bionicのスコアは2,645でした。
M2とM2 Maxの3DMark Wild Life Unlimitedスコア
M2とM2 Maxが同様の性能向上を実現した場合、M2は6,389、M2 Maxは26,202を記録するとMacworldは試算しています。
M1 Maxを4つ搭載したAppleシリコン登場の噂
今回のCPUとGPUの性能向上以外に、Neural Engineの性能もM1との比較で40%向上することが期待できると、Macworldは述べています。
Appleは、新型Mac Pro用に、1つのパッケージにM1 Maxを2つもしくは4つ搭載したチップを開発しているとの噂があります。
また、新型iMac Proには12コアCPUを搭載する新たなM1系チップが搭載されるとの情報もありました。
Source:Macworld
Photo:Tech Limited(@TechLimitedOne)/Twitter
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania