Belkin(ベルキン)から発売された、カラビナ一体型のAirTagホルダー「AirTag用カラビナ付きセキュアホルダー」をレビューします。AirTagをしっかり固定でき、スタイリッシュなデザインも特徴的です。記事には、レビュー用にご提供いただいた製品を使用しています。
カラビナ一体型のデザインが特徴
Belkinの「AirTag用カラビナ付きセキュアホルダー」は、カラビナと一体型のデザインが特徴のAirTagホルダーです。
Belkinからは、ワイヤーケーブルと六角レンチで固定できる「AirTag用ワイヤーケーブル付きセキュアホルダー」も同時発売されています。
パッケージを開けると、イラストによるマニュアルが印刷された台紙にホルダー本体とカバーが収まっています。
両面が露出、サウンドにも影響しない
AirTagの白い面が接する部分には、シリコン製のシートが貼られています。
AirTagのAppleロゴが入った銀色の面が上に来るようにセットし、カバーを押してパチンと閉じて固定します。
カスタマイズした刻印を入れられる、スピーカーが内蔵された白い面も露出するので、サウンドの音量が損なわれることもありません。両面ともAirTagの周囲が盛り上がっており、AirTagに直接衝撃が加わるのを回避できそうです。
最大50キログラムの負荷をかけるテストをクリアした耐久性を持つカラビナはメタリックな質感で、デザインのアクセントになっています。Belkinのロゴが控えめに入っています。
AirTagを装着した状態での重量は約25グラムでした。
バッグに取り付けてみた
カラビナをビジネスバッグに装着してみました。カラビナは大きく開くので、太めの金具などにも装着できます。
ホルダーに入れたAirTagは、かなり強力に固定されます。AirTagを指で挟んで回転させれば向きを微調整できますが、しっかり挟んで回転させる必要があるので、AirTagの向きが気になる方はホルダーにセットする段階で向きを合わせておくのが良いでしょう。
カラビナの横方向の直径は約9ミリと、がっちりと骨太な印象です。鍵などの小さい穴に取り付ける用途には不向きです。
取り外しにはかなりの力が必要
マニュアルでは、AirTagの取り外し方として、カバーの爪になっている部分にコインや鍵を差し込んで外すよう案内がありますが、カバーがしっかりはめ込まれているので、かなり力を入れる必要があります。
筆者の場合、コインや鍵で開けることができず、マイナスドライバーを使って外しましたが、カバー部分を壊してしまわないかと少し心配になりました。AirTagに使用する電池は約1年間もつので頻繁に外すことはありませんが、装着時点でAirTagの電池が減っていたら交換しておいた方が良いかもしれません。
この強力な固定のおかげで、ホルダーに入れた状態のAirTagを床に落としてみても、AirTagは向きが変わることすらなく、しっかりとホールドされていました。
通常価格は1,912円
「AirTag用カラビナ付きセキュアホルダー」は、AirTagをしっかり保護できて、メタリックなパーツがアクセントとなっている、シンプルながらスタイリッシュなデザインのAirTagホルダーです。
必要な強度やスタイルによって、別記事でレビューした「AirTag用ワイヤーケーブル付きセキュアホルダー」と使い分けても良さそうです。
「AirTag用カラビナ付きセキュアホルダー」は、Amazon.co.jpや家電量販店などで販売されています。Amazon.co.jpでの通常販売価格は1,912円(税込)です。
なお、同製品はAppleオンラインストアでも販売されており、Appleでは2,400円(税込)で販売されています。
Source:Belkin
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-439285/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania