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飯ごう専用コンロなんだけど変形させるとマルチに活躍するぞ!

キャンプでのひとり飯に便利なアイテムといえばやっぱり飯ごう。煮炊きや炊飯はもちろん器としても使える万能性、ラフに扱える使い勝手、昔ながらの味わい深さなど、その魅力は使い込むほどにわかってきます。

いっそ専用コンロがあってもいいんじゃないの、ということで紹介したいのが、ハンゴーコンロ研究所の新製品「ハンゴーコンロ・回天(かいてん)」。飯ごうがぴったり収まるコンパクト設計、しかもいろんな燃料、いろんなシーンで使えるように4つの形にトランスフォームするって!

▲「ハンゴーコンロ・回天 壱形」

ハンゴーコンロ研究所とは、奈良県御所市に本社をおき金属加工業を営むタンセイエンヂニヤリングのオリジナルブランド。2010年より飯ごう使用に特化した専用コンロとして“ハンゴーコンロ”シリーズを独自に開発・製造。今回登場の「ハンゴーコンロ・回天」は3代目にあたります。

「もっとコンパクトに、持ち運びやすく」「いろんな燃料が使えたら」「焚き火をもっとかっこよく楽しみたい」など、これまでさまざまな視点で開発に取り組んできた同ブランドですが、満を持して登場する3代目のコンセプトは、ズバリ「創造的な変態性」(!)。さまざまな燃料に対応できることと持ち運びやすいこと、ふたつの利便性をトランスフォームによって実現させています。

▲「火床」

使用燃料は固形燃料とアルコールストーブを想定していますが、オプションパーツの「火床」(2805円)を使えば炭や薪の使用もOK。

実際の使い方を見ていきましょう。例えば一般的な飯ごう調理に使うなら、飯ごう全体を包み込むような「モード」が最も熱効率がよくおすすめ。全方向に風防があるため風にも強く、使用する熱源の種類や火力に合わせて飯ごうの高さを変えることも可能です。

上部が大きく開く「モード」は調理はもちろんのこと、オプションの火床を使えば焚き火にも対応。 調理しながら炎も楽しみたい人におすすめのマルチモード。
飯ごう以外の調理器具も使いたい人なら、全体がフルフラットになる「モード」に注目。そこの平たいクッカーなど使えるし、例えば鍋焼きうどんなどを煮込むにはぴったり。オプションの火床を使えば炭火焼き鳥も楽しめます。


ユニークなのが、一方が風防になり一方が火床となる「モード」。いうなれば「モード」「モード」のいいとこ取りで、メスティンなどで使いやすいスタイルです。

▲「ハンゴーコンロ・回天 弐形」

ラインナップは、最もスタンダードな兵式飯ごうでの使用を想定した「ハンゴーコンロ・回天 壱形」(1万8700円)のほか、最近話題の飯ごう2形(戦闘飯ごう2型)に対応する「ハンゴーコンロ・回天 弐形」(1万7050円)も登場。

いずれも飯ごうがきっちり収まるサイズで、重さに至っては2代目「ハンゴーコンロ・薪」比で65%減というスリム化を実現。変形ギミックと火床のオプション化によってシリーズ史上最小・最軽量も達成しています。


サイズ感としてはコンロに飯ごうをセットした状態で、ちょうどビールのロング缶6本パックと同程度、「専用バッグ」(660円)に詰め込めば持ち運びもラクラク。直火でワイルドな肉料理を楽しめる専用オプション「お肉くるくる串」(4180円)も登場予定とのこと。

発売は「ハンゴーコンロ・回天」は2月22日より、各種オプションは3月初旬の発売を予定。飯ごう派ならずとも、ソロキャンプや登山のお供にちょっと使ってみたくなるアイテムです。

>> ハンゴーコンロ研究所

<文/&GP>

 

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