日本政府は2月23日、サイバー攻撃のリスクが高まっているとして企業や団体に対して注意喚起を行いました。ロシアからのサイバー攻撃を警戒しているものとみられます。
サイバー攻撃への注意喚起
経済産業省は2月23日、企業や団体に対してサイバー攻撃への脅威を認識し、セキュリティ対策を強化するよう注意を呼びかけました。経産省が公表した文書には「昨今の情勢を踏まえるとサイバー攻撃のリスクが高まっている」と記載されており、ウクライナ情勢が影響したものと推察されます。
NHKによると、ウクライナ情勢を受けて各国政府がロシアへの経済制裁を発表しており、日本政府はロシアが報復としてサイバー攻撃を行うことを警戒している模様です。
経産省は、本人認証の強化等に加えてサーバーのログ管理やバックアップを適切に実施するよう求めています。また、不審な動きを把握した場合は速やかに経産省やセキュリティ関係機関に相談するよう呼び掛けています。
【注意喚起】
昨今の情勢を踏まえるとサイバー攻撃の潜在的なリスクが高まっていると考えられることから、各企業・団体においては、#サイバーセキュリティ 対策の強化に努めていただきますようお願いします。 pic.twitter.com/twGbIjzhlm— 経済産業省 (@meti_NIPPON) February 23, 2022
ウクライナでは被害が発生
Reutersは、ウクライナにおいて第三者が企業などのPCに侵入し、内部データを消去するプログラムをインストールする事例が増加しており、サイバー攻撃が激化していると報じています。
また、ウクライナ政府や外務省等の公式Webページは外部からのサイバー攻撃を受け、アクセスできない状態が継続しています。
Source:経済産業省(PDF), NHK, Reuters
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania