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Apple、ロシアで2月初旬に新オフィスを開設していた

モスクワ ロシア
 
ロシア政府の要求にいち早く応える形で、Appleが2月初旬に同国内に営業拠点を設置していたことが明らかになりました。現在のウクライナ情勢を考慮すると、Appleはより複雑なポジションに置かれているのはないか、と懸念が高まっています。

Appleが政府の要求に真っ先に対応

50万人以上のユーザーを国内に抱えるインターネット企業に対して、ロシア政府がロシア国内に拠点を設置するよう要求したのは昨年末のことです。
 
これに真っ先に対応したのはAppleで、ロシアのニュースエージェンシーTassが現地時間2月4日付けで、Appleのロシア国内でのオフィス開設について伝えています。
 
米メディアAppleInsiderは、この状況はAppleをより複雑なポジションに追いやる可能性がある、と懸念を示しています。
 
ロシア政府から同じく営業拠点の設置を求められた米企業には、Googleの親会社のAlphabet、Meta(前Facebook)、Twitterなどが挙げられます。米国以外では、TikTokやTelegramがリスト入りとなっていました。
 
 
Source:Tass via AppleInsider
Photo:Igorkhait/Wikimedia Commons
(lexi)

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