Appleが、キーボードにMacを内蔵する特許を出願していたことが、米国特許商標庁(USPTO)の公開した資料から明らかになりました。
ディスプレイに接続するだけで使えるキーボード
Appleが2020年8月に出願した特許「Computer in an input device(入力装置内のコンピュータ)」は、キーボードに1つあるいは複数のコンピュータを内蔵することで、キーボードだけをディスプレイに接続して使用できるのが特徴です。
特許申請書類の図面には、ディスプレイに繋ぐだけでコンピュータとして使用できる、AppleのMagic Keyboardとよく似たキーボードが描かれています。
キーボードの周辺部分にタッチセンサーを内蔵し、トラックパッドやタッチ操作に対応させる技術についての記載もみられます。
熱対策についても言及
特許出願書類には、キーボードから発生する熱への対策として、通気用の穴とファンで空気の流れによって熱を排出する方法と、本体に放熱性に優れた素材を採用する方法が記されています。
実際に製品化されるかは不明
Appleは実際に製品化されないものも含めて、数多くの特許を申請・取得しています。申請が明らかになった今回の特許も、製品化されるかは不明です。
最近では、モジュール構造で用途に応じてキーボードやディスプレイなどを脱着できるMacBookの特許出願が明らかになっています。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-440632/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania