ウクライナ情勢を受け、ロシアの特定の銀行が米国および欧州連合(EU)の制裁対象となっており、Apple PayやGoogle Payが利用できなくなるユーザーが出ている、と伝えられています。
少なくとも5行の銀行に制裁の影響
米国と欧州連合が課した制裁措置により、ロシアの銀行の外国保有資産の凍結が続いています。これにより、制裁を受けたロシアの銀行が発行したカードを使用している場合、Google PayやApple Payなどの米国を拠点とする決済システムが利用不可となりました。
ロシア連邦中央銀行によれば、制裁の影響を受けた銀行には、VTB Group、Sovcombank、Novikombank、Promsvyazbank、Otkritieが含まれます。
ロシアの顧客はクレジットカードを国外で使えない?
Business Insiderによれば、ロシアの銀行発行のクレジットカードが国外で使えなくなっているとのことです。また、制裁を課している国に登録されている企業へのオンライン決済もできないそうです。
米国政府がロシアへのハードウェアおよびソフトウェアの販売を禁止した場合、Appleを含める多くの企業に影響が出る可能性があります。ウクライナの副首相はティム・クックCEOにロシアへの製品販売取りやめを要請した、と報じられたばかりです。
Source:AppleInsider, Business Insider
Photo:Apple
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania