ロシアのウクライナ侵攻を受けて、Facebookに続きYouTubeも、ロシア国営メディアの広告掲載を禁止すると発表しました。
一方Twitterは、ウクライナおよびロシアにおけるすべての広告を一時的に停止することを明らかにしています。
ロシア政府系のおすすめ動画表示回数も制限
Googleが運営するYouTubeは現地時間2月26日、RTを含む国営メディアおよびその他ロシア政府関連メディアの広告掲載を禁止すると発表しました。
またロシア国営メディアが運営するYouTubeチャンネルの動画がおすすめ動画として表示される回数が減ることも、YouTubeは明らかにしています。
さらにウクライナ政府の要求により、RT、Russia 24、TASS、RIA Novostiなどのロシア政府系YouTubeチャンネルには、ウクライナ国内からはアクセスできなくなるとのことです。
デジタル調査会社Omelasは、ロシア政府は2018年12月までの2年間で、26の政府系YouTubeチャンネルから700万ドル〜3,200万ドルの収益を得ていると見積もっています。
フォローしていないユーザーのツイートは非表示に
Twitterは現地時間2月26日、情報操作を回避し人々の安全を守るために、ウクライナとロシアにおける広告の掲示を一時的に停止すると発表しました。
We’re temporarily pausing advertisements in Ukraine and Russia to ensure critical public safety information is elevated and ads don’t detract from it.
— Twitter Safety (@TwitterSafety) February 25, 2022
またウクライナとロシアのTwitterユーザーには、フォローしていないユーザーの関連ツイートが表示されないようにすることも明らかにしています。Twitterでは通常タイムラインに、自分がフォローしていなくても、関連すると思われるユーザーの投稿が表示される仕組みになっています。
なおMetaはYouTube、Twitterよりも先に、Facebookへのロシア国営メディアの広告掲載を禁ずると発表しています。
- Original:https://iphone-mania.jp/news-440720/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania