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Samsung、折りたたみスマホ市場をほぼ独占~2021Q4に96%のシェア

Samsung Galaxy Z Flip3の画像
 
成長著しい折りたたみスマートフォン市場において、Samsungがこの市場をほぼ独占するシェアを獲得しました。
 
2021年第4四半期(10月~12月)に96%、2021年通年でも87%と、非常に高いシェアを誇っています。

Galaxy Z Flip3が市場の半分以上を占める

DSCCの調査によると、折りたたみスマートフォンの出荷台数は2021年第4四半期に前年同期比520%増の425万台に達しました。
 
メーカー別ではSamsungが圧倒的に強く、410万台を出荷し96%のシェアを獲得しています。
 
Samsungは通年でも87%のシェアを誇り、2位のHuawei(9%)との差は圧倒的です。
 
機種別ではGalaxy Z Flip3が2021年第4四半期に59%、2021年通年でも51%というシェアを誇り、出荷された折りたたみスマートフォンの2台に1台以上はこの端末という統計になりました。
 
2021年通年で2番目に人気があったのはGalaxy Z Fold3で26%のシェアです。

2022年は参入業者が増加

DSCCによると2021年第4四半期時点で折りたたみスマートフォン市場に参入しているメーカーは4社に過ぎませんが、2022年第1四半期(1月~3月)には6社、2022年末には11社に増加すると予測されています。
 
具体的には、Google、TCL、Vivoといったメーカーが参入予定です。
 
より多くの企業が参入することでSamsungのシェアが低下する可能性がありますが、DSCCはSamsungの折りたたみスマートフォン向けディスプレイのサプライチェーンに対する影響力が大きいことから、まだ市場を支配し続けることができるとみています。
 
Appleの折りたたみiPhoneについては、2023年に発売されるという情報があります。

 
 
Source: DSCC via Android Central
(ハウザー)

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