オイテル株式会社は、女性個室トイレに生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス「OiTr(オイテル)」を2021年8月に本格リリースしました。そしてこのたび、同サービスの無料アプリ「OiTr」が10万ダウンロードを突破したことを発表しています。
広告収入でナプキンを無料提供
ナプキンを常備しているディスペンサーには、デジタルサイネージを搭載。ここに動画広告(無音声)を配信し、その収益によってナプキンの無料提供を実現しています。
アプリユーザー・設置施設ともに拡大中!
この専用アプリは、サービスの本格リリースから約半年で10万ダウンロードを突破。また、ディスペンサーは、全国18都道府県の73施設で1000台以上設置されていて、徐々にユーザーと利用可能な場所を拡大しているところです(設置先はこちら)。
ジェンダーギャップ解消へ
同サービスは、トイレットペーパーと同じようにトイレに生理用品が常備される社会の実現を目指して誕生しました。
現在はスマートフォンでのみ利用可能ですが、ゆくゆくはスマートフォン以外の方法でも利用できるように開発を続けているといいます。
「あなたによくて、社会にいいこと」をビジョンに掲げる同社は、「OiTr」を通じて生理に伴う負担の一部を軽減し、QOLの向上を図ることでジェンダーギャップという社会課題の不均衡を解決したいとのことです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/174355
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口