【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】
ランニングは気軽なスポーツで、一歩ドアから外に出ればすぐに始められる半面、3日坊主にもなりがち。しかしアガるアイテムを選べば、走ることも習慣にできるのだ。
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ランニングシューズにおいて、「速い」「スピードが出る」というワードを聞くとムクムクと食指が動いてしまう。しかしこれに「ちょっと待って!」と注意を促すのは、長距離のトライアスロンを趣味にするスポーツ系ライターの今雄飛さん。
「もちろん気に入ったものを履いて走っていいのですが、自分のレベルに合ったものを選べばよりランニングが楽しくできます。各社から登場しているトップモデルは、短い距離なら速さなどの効果を感じやすいのですが、日々の練習に使うと体への負担が大きくなります。今はトップモデルの機能を継承しつつ、クッション性を高めた一般ランナー向けのものも多数あり、それを選ぶと速さと安全性のバランスがとれてランニングが継続できるでしょう」
またシューズ以外のギアもそろえるとランニングが楽しく続けられるという。
「スポーツウォッチはランニング中の速度や心拍数がリアルタイムで分かるので、無理のない最適なペースを作りやすくなります。また次の練習までの休息時間も教えてくれるので、ケガを防ぐこともできます」
身体のコンディションを整えるのもモチベーションアップには大切。無理のないランニングで、脱3日坊主だ!
スイム3.8km、バイク180km、ラン42kmという長距離トライアスロンを趣味にしているスポーツ系ライター。レースはもちろん、日々トレーニングに使用するランニングシューズやスポーツウォッチなどにも造詣が深い
1. 速さと耐久性を併せ持ち365日のトレーニングに最適
カーボンではなくグラスファイバーにしたことで、一般ランナー、特に自分には反発具合がちょうどいい!(今さん)
アディダス
「アディゼロ ボストン 10」(1万6000円)
トップモデルの技術を継承。一般ランナーが使いやすい5本指の“グラスファイバー”ロッドを採用したトレーニングモデル。アッパーやソールの耐久性を高めることで、長期間に及ぶ練習でも高い快適性を保つ。
▼5本の指に見立てた“爆速”カーボンロッドを搭載!
アディダス
「アディゼロ アディオス PRO 2.0」(2万6000円)
柔軟性と反発性に富んだ5本骨状のカーボンバー“エナジーロッド”を採用。効率的かつ“爆速”の走りを実現する。
2. 練習&大会にも使える極上の履き心地と反発性
4代目になってアッパーの履き心地がUP。フライニットのフィット感は優しくて長時間のランでも足に優しい(今さん)
ナイキ
「ナイキ ズーム フライ 4」(1万8700円)
アッパー素材にフライニットを採用。ソックスのような優しいフィット感がありながら、しっかりと足をホールド。軽く耐久性のあるソール素材とカーボンファイバープレートによる反発性は練習から大会までをサポートする。
▼箱根でも活躍するタイムを狙う高速シューズ
ナイキ
「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 2 EKIDEN」(2万8050円)
軽く反発性の高い“ズームX”フォームとカーボンファイバー製プレートにより、高い反発力に優れた履き心地を提供する。
3. クッションと推進力のバランスが気持ちいい!
履き口がソフトでホールド感が高い。長い距離を走るトレーニング時でも、最後まで足を保護してくれます(今さん)
ミズノ
「ウエーブライダー25」(1万4850円)
高反発素材のミズノエナジーと、独自開発のプレート“ミズノウエーブ”を搭載。中足部の安定性を高めつつ効率的でスムーズな走りが楽しめる。通気性とホールド感が高いメッシュ素材によって快適性も◎。
▼より軽くなったスピードモデルの第2世代
ミズノ
「ウエーブデュエル NEO 2」(2万900円)
陸上スパイクにも採用される独自のプレートが反発性を向上させた。185g(27cm)と軽さも実現したスピードモデル。
4. カーボン搭載の高コスパモデル
クッションと反発のバランスが良い! ソールの耐久性が高いので練習にも使えて、そのまま大会にも挑める(今さん)
アシックス
「MAGIC SPEED」(1万2100円)
メタスピードシリーズの機能を継承。 ハイスペックモデル。ミッドソールにはクッション性と反発性をもつ独自素材“FFブラスト”を採用。前足部のみカーボンプレートを搭載し、柔軟性と推進力のバランスをとっている。
5. ガイドソール構造が効率的な走りに導く
自然に体重移動を促してくれる形状なので、エネルギー消費を抑えてくれる。これで練習したら速くなるかも(今さん)
アシックス
「HYPER SPEED」(9790円)
メタスピードにも採用された、つま先が反り上がったデザインを採用した転がる感覚で走れる軽量レーシングシューズ。カーボンプレートは搭載されていないがスピードに乗りやすく、1万円を切った高いコスパにも注目。
6. ランニングに特化した高コスパモデル
ディスプレイの鮮やかさに定評があるモデルのランニング用。最大で約14日間もつバッテリーも魅力的(今さん)
HUAWEI
「HUAWEI WATCH GT Runner」(3万4980円)
ランニング向けに特化したスマートウォッチ。普段のランニングデータから、最大酸素摂取量や疲労度を測定。またマラソン、ハーフマラソンなどの完走予想タイムも提示してくれる。3万円代というコスパの高さにも注目。
7. 位置情報&耐久性◎軍用スペックのGPSウォッチ
ハイスペックな心拍センサーで睡眠の質も正確に計測。練習と休息のバランスをとってくれる機能がうれしい(今さん)
ポラール
「Polar Grit X Pro」(7万3700円)
軍用レベルの耐久性、デザインを実現したランニングをはじめあらゆるスポーツに対応するGPSウォッチ。睡眠による回復状況から、自分に最適な練習内容を通知するなど、まるでコーチのように寄り添ってくれる。
8. 耳をふさがず安全!高音質の骨伝導イヤホン
最大10時間とバッテリーのもちも良く、着け心地も軽い。ランからテレワークまでずっと使えるタイプです(今さん)
Shokz
「OPENRUN PRO」(2万3880円)
骨伝導イヤホンのトップブランドの最新版。低音の強化、急速充電機能を新しく搭載。デュアルノイズキャンセリングマイクを採用し、外出先でもクリアな通話が可能。IP55のため、雨の日や大量の汗でも問題なし。
※2021年2月4日発売「GoodsPress」3月号56-57ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/南千年>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/434623/
- Source:&GP
- Author:&GP