ロシアのウクライナ侵攻を受けて、Samsungが同国への製品出荷を停止すると発表しました。すでにApple、Microsoftなどもロシアへの製品出荷および同国内での製品・サービスの販売を停止しています。
フェドロフ副首相が製品・サービス販売の停止を訴える
Samsungはロシアに向けて半導体やスマートフォン、その他家電製品など、様々な製品を出荷してきました。Samsungはロシアのスマホ市場において、Appleよりも大きなシェアを持っています。
Samsungのロシアへの製品出荷停止の発表に先駆け、ウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相は同社に対し、ロシアへの製品およびサービス販売を一時停止するよう要請していました。
@Samsung, I urge you to take a step towards world peace! As long as Russian tanks and missiles bomb kindergartens and hospitals in Ukraine, your cool equipment cannot be used by Russians! pic.twitter.com/xjOInduclD
— Mykhailo Fedorov (@FedorovMykhailo) March 4, 2022
スマホ売上は全体の約4%に相当
Bloombergによると、Samsungのロシアにおけるスマホ売上は、全スマホ売上の約4%に相当します。同社はまたロシアのカルーガに、テレビの生産工場を構えています。
ロシアでの同社の半導体売上は全体の0.1%以下なので、それほど大きな影響はなさそうです。
大手IT企業が相次いでロシアでの製品販売を停止
先述したように、Appleはすでにロシア国内でのApple製品販売の一時停止と、Apple Payを含むサービスの販売停止を発表しています。
Microsoftも現地時間3月4日に、ロシア国内での製品およびサービスの販売を停止すると発表しました。
ロシアPC市場において最大のシェアを持つHP、そしてIntelも、ロシアへの輸出を停止しています。
Source:Bloomberg
(lunatic)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania