メタバースオフィス「RISA」を提供する株式会社OPSION(以下、OPSION社)は、3月5日(土)、NFTマーケットプレイスの「OpenSea」にて、サービス内で使われているアバターをNFT化し販売を開始しました。
エンターテイメント性のあるメタバースオフィス「RISA」
OPSION社は、「誰もが心の声に従って人生を選択し、才能を解放、共有できる世界をつくる」ことを目的として、事業を展開している企業です。
同社が開発したRISAは、ビジネスシーンで活用できるバーチャル空間上のオフィス。仮想空間ならではのギミックや体験、コミュニケーションを通して、人が人を信頼し、ともに目標に向かえる関係となることを目指しています。
ユニークな動きでアバターの喜怒哀楽を表現できるので、文字でのやりとりではわかりづらい、微妙なニュアンスが伝わりやすくなるでしょう。
また、バーチャルならではのワールドを多数用意しており、それぞれの社員がお気に入りのワールドで楽しめるといいます。
働く人がゲーム感覚で仕事に夢中になれる世界を
一般的な企業では、仕事をすれば会社から給料をもらえます。ただ、会社が支払える給料には限度があるので、必ずしも頑張った分だけ給料が上がるわけではありません。
そこで、OPSION社はRISAを通じて、仕事を頑張ればその分NFTがもらえるインセンティブ構造の変革を検討しているようです。
ちなみに、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン上に記録されている代替できないデータのこと。デジタルデータと紐づけることで、その所有権を証明できます。
今後、同社はNFTで保有するアバターをサービス内で活用したり、サービス内で得たNFTをマーケットプレイスで販売したりできるようにアップデートするとのこと。
今後は、業務の遂行やタスクを達成したときのフィードバック、人事評価、仲間との連携など、あらゆる面をゲーム化し、働く人がゲーム感覚で仕事に夢中になれる世界を作りたいといいます。
NFT化したアバターを4体限定で販売
しかし、RISAを利用することによって得られるNFTに価値がないと、インセンティブとして機能しないでしょう。
そこで同社は、IP(Intellectual Property:知的財産権)としてのRISAの価値と流動性を高める第一歩として、3月5日(土)からNFTマーケットプレイスの「OpenSea」にて、NFT化したアバターの販売をスタートしました。
販売アバター数は4体。値付けはせず、オファーをもらって誰に譲渡するかを考える形式を取っています。なお、CEO深野氏によると、初回販売分は実質完売したとのこと。
すみません、当初はこのアイコンのアバター含めて限定4体と発表していたのですが、どうしても愛着が湧きすぎて手放しがたいので1ETHに上げさせていただきました。。。
♂️残りの3体は無事お迎えいただきました!これで昨日リリースした初回販売は実質完売になります!!
皆様ありがとうございました!! https://t.co/QqQEF4LmGS pic.twitter.com/ZOwCtKARmh— fukano-nft / RISA CEO (@takashi_fukano) March 6, 2022
PR TIMES
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(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/174844
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部