Appleは、日本時間3月9日に開催したオンラインイベントにて、iPhone SE(第3世代)、iPad Air(第5世代)、Mac Studio、Studio Displayなどを発表しました。またiPhone13/13 miniにグリーン、iPhone13 Pro/13 Pro Maxにアルパイングリーンの新色が追加されます。
iPhone SE(第3世代)、iPad Air(第5世代)、iPhone13シリーズの新色はいずれもあさって3月11日(金)より注文受付を開始し、発売日は来週3月18日(金)となります。Mac Studio、およびStudio Displayは本日より予約受付を開始、発売日は3月18日(金)予定です。
またイベント中に言及はありませんでしたが、iOS/iPadOSなど各OS次期バージョンの正式リリース日が来週と判明しました。
▼まとめ:Apple Storeでの新製品 予約開始・発売日・価格
▼iPhone SE(第3世代):A15搭載、5G対応!3色展開で5万円台から
▼iPad Air(第5世代):M1搭載、5G対応!5色展開で7万円台から
▼M1 Ultra:M1シリーズ最上位チップ。M1 Max 2個ぶんの性能
▼Mac Studio:M1シリーズ最上位のM1 Ultra搭載、最高峰のMac
▼Studio Display:A13搭載、27インチ、5Kの高精細ディスプレイ
▼iPhone13:新色グリーン、アルパイングリーンが追加
▼Apple TV+:金曜夜にメジャーリーグの試合を配信!日本でも利用可能
▼イベントで言及されなかった新製品・旧機種の動きなど
まとめ:Apple Storeでの新製品 予約開始・発売日・価格
価格 (税込) |
予約開始日・ 発売日 (日本時間) |
|
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iPhone SE (第3世代) |
64GB 57,800円~ | 予約:3月11日(金) 発売:3月18日(金) |
iPad Air (第5世代) |
Wi-Fi: 74,800円~ Wi-Fi+Cellular: 92,800円~ |
予約:3月11日(金) 発売:3月18日(金) |
Mac Studio | M1 Max搭載: 249,900円~ M1 Ultra搭載: 499,800円~ |
予約:3月9日(水) 発売:3月18日(金) |
Studio Display | 199,800円~ | 予約:3月9日(水) 発売:3月18日(金) |
iPhone13 新色グリーン・ アルパイングリーン |
64GB 86,800円~ | 予約:3月11日(金) 発売:3月18日(金) |
iOS/iPadOS15.4など 各OS次期バージョン |
― | 来週リリース予定 |
iPhone SE(第3世代):A15搭載、5G対応!3色展開で5万円台から
iPhone SE(第3世代)は、2021年秋発売のiPhone13シリーズと同じA15チップを搭載し、5G通信に対応します。IP67の耐水防塵性能を有し、ディスプレイと背面にはiPhone13シリーズと同じ強度の高いガラスが採用されています。
ホームボタン搭載の4.7インチRetina HDディスプレイで、カメラでの写真・動画撮影性能も進化しました。Deep FusionやスマートHDR4により高精細な写真撮影のほか、フォトグラフスタイルなどの機能も利用できます。
カラーはミッドナイト、スターライト、PRODUCT(RED)の3色で、ストレージ容量は64GB、128GB、256GBの3サイズから選択できます。価格は64GBモデルが税込み57,800円からで、3月11日(金)より予約受付開始、3月18日(金)に発売されます。
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iPad Air(第5世代):M1搭載、5G対応!5色展開で7万円台から
M1チップ搭載となるiPad Air(第5世代)は、従来機種よりも処理性能、グラフィック性能が大幅に向上しました。16コアのニューラルエンジンでゲームや画像処理も快適に利用できます。
インカメラは1,200万画素になり、被写体を自動追尾する「センターフレーム」機能に対応しました。また5G通信に対応するほか、USB-C端子は最大10Gbpsの転送速度となり、従来よりも2倍早く、ファイルを送受信できるようになっています。
カラーはスターライト、スペースグレイ、ピンク、パープル、ブルーの5色で、ストレージ容量は64GBと256GBの2種類です。価格(いずれも税込み)はWi-Fiモデルが74,800円から、Wi-Fi+Cellularモデルが92,800円からです。3月11日(金)より予約受付を開始し、3月18日(金)に発売されます。
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M1 Ultra:M1シリーズ最上位チップ。M1 Max 2個ぶんの性能
Apple独自設計の「M1」チップに、最上位となる「M1 Ultra」が登場しました。M1 Ultraは、M1 Maxの隠れた機能である”ダイツーダイインターコネクトテクノロジー”により、M1 Maxチップ2個を接続しています。つまりM1 Max 2個ぶんの性能です。
16個の高性能コア、4個の高効率コア、合計20コアのCPU、64コアのGPU、そして32個のニューラルエンジンを搭載しており、メモリインターフェース幅は最大800GB/s、128GBユニファイドメモリで構成可能です。
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Mac Studio:M1シリーズ最上位のM1 Ultra搭載、最高峰のMac
M1 Ultraチップに最初に対応するMac製品として、Mac Studioが発表されました。M1 Ultra搭載Mac Studioは、最上位のMac Proを上回る性能を誇ります。
Mac Studio本体は19.7センチ四方とコンパクトながら、高い拡張性をもち、背面に4つのThunderbolt 4ポート、2つのUSB-Aポート、HDMI、ハイインピーダンスのヘッドホンに対応したヘッドホンジャックを搭載します。前面にはUSB-Cポート2つ、SDカードスロットが設けられています。
M1 Max、M1 Ultraを搭載可能で、特にグラフィック性能では、8KのProResビデオを18ストリーム処理可能と驚異の性能を実現。ビデオメモリはM1 Maxで64GB、M1 Ultraでは128GBのユニファイドメモリを搭載できます。
価格(いずれも税込み)は、M1 Max搭載モデルが249,900円から、M1 Ultra搭載モデルが499,800円からとなっており、”全部盛り”の最上位構成にすると939,900円となります。本日より注文受付を開始し、来週3月18日(金)に発売されます。
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Studio Display:A13搭載、27インチ、5Kの高精細ディスプレイ
Mac Studio向けディスプレイとしてあわせて発表されたのが、27インチ、5Kの高精細ディスプレイのStudio Displayです。ベゼルの細いデザインで、角度調整可能なスタンドが付属。オプションでVESAマウントを選択できます。
A13チップを搭載しており、内蔵ビデオカメラの処理性能が向上したほか、Macシリーズで初めて「センターステージ」機能に対応しています。600ニトの輝度でP3の広色域に対応し、反射を抑えるNano-textureオプションも追加可能です。
スピーカーは6基、空間オーディオ機能にも対応します。Thunderbolt4ポートからは96Wの電力を供給可能で、14インチMacBook Proを高速充電することもできます。
価格は税込み199,800円からで、本日より注文受付を開始し、来週3月18日(金)に発売します。
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iPhone13:新色グリーン、アルパイングリーンが追加
2021年秋発売のiPhone13シリーズに、グリーン系の新色が追加されました。iPhone13、iPhone13 miniがグリーン、iPhone13 Pro/13 Pro Maxがアルパイングリーンとなります。
iPhone13シリーズ新色モデルは、3月11日(金)より注文受付を開始し、発売は来週3月18日(金)となります。
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Apple TV+:金曜夜にメジャーリーグの試合を配信!日本でも利用可能
発表イベントの冒頭、Apple TV+に関する発表として、アメリカ・メジャーリーグの試合を配信することを発表しました。金曜日の夜に配信することから「Friday Night Baseball」と題され、iPhoneのApple TVアプリなどで視聴可能です。
週に1度、同じ球場で同日に2試合が行われるダブルヘッダーの試合、および試合前後のライブショーが配信予定で、2022年のレギュラーシーズンにあわせて配信開始となります。配信開始から一定期間はサブスクリプションの登録不要で、無料で視聴できるもようです。
サービス提供当初はアメリカのほか、日本、イギリス、韓国、カナダ、オーストラリアなどで配信予定で、視聴可能な国は今後順次拡大する見込みです。
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イベントで言及されなかった新製品・旧機種の動きなど
今回のAppleイベントで新製品が発表されたことにより、Apple Storeでは各新製品の旧機種が値下げされたほか、アクセサリーの新製品も販売開始されています。また各デバイス向けOSの次期バージョンのリリース日が来週になることが明らかになりました。
Source:Apple
(asm)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-443059/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania