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22年1月・2月の国内スタートアップ資金調達額ランキング。1位は100億円を調達したあの企業

フォースタートアップス株式会社は、「STARTUP DB」にて、22年1月1日~2月28日を対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」を発表しました。

1位は100億円を調達

今回1位となったのは、調達額100億円で新規ランクインを果たしたソフトバンクロボティクスグループ(以下、ソフトバンクロボティクス)。2月に、アイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリスオーヤマ)から100億円を調達し、同時に資本業務提携を締結しました。

ソフトバンクロボティクスとアイリスオーヤマは、法人向けサービス・ロボット事業を本格展開すべく、2021年2月に合弁会社「アイリスロボティクス株式会社」を設立。AI除菌清掃ロボットや配膳・運搬ロボットなどの機体に加え、業務設計コンサルティングやロボットオペレーター派遣などロボット化に必要なトータルソリューションを提供しています。

13社が新規ランクイン!

今回のランキングでは、ソフトバンクロボティクスを含め13社が新規ランクインを果たしました。

たとえば、2位にランクインした株式会社サイカ。200社以上が導入する広告効果分析SaaS「ADVA MAGELLAN」などを提供している企業で、シリーズEラウンドにて37億円を調達しています。

また、人事の課題を解決するタレントマネジメントシステム「HRBrain」を提供する株式会社HRBrainも、15位に新規ランクイン。同社は2月に、新規株主となるSeiga Asset Managementと既存株主のEight Roads Ventures Japanら3社からの16億円、デットファイナンスでの2億円を合わせて18億円を調達しています。

このほか、完全栄養食品「BASE FOOD」を提供するベースフード株式会社、カーライフテックの株式会社ファーストグループ、薬局・薬剤師と患者”の薬局体験を向上させる「Musubi」を提供する株式会社カケハシなどが新規ランクインしました。

累計調達額100億円超えは4社

このたびランクインした20社の累計資金調達金額を見てみると、ソフトバンクロボティクス・エリーパワー株式会社・株式会社ビットキー・株式会社Synspective(以下、Synspective)の4社が100億円を超えています。

注目は、衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行うSynspectiveでしょう。今回8位に新規ランクインした同社は、2021年以降に70億円以上の資金調達を実施し、累計調達額は180億円に到達したとのことです。

同社は日本時間の3月1日(火)5時37分に、ニュージーランドのマヒア半島にあるRocket Lab社の発射場から、自社2機目の実証衛星である小型SAR衛星「StriX-β」をElectronロケットに搭載して打ち上げ。予定通りの軌道(太陽同期軌道、高度561km)投入に成功しています。

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株式会社サイカ

(文・Higuchi)

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